自分を証明する新たな選択肢「Quwak Me」が日本に登場

「あなた自身をどう証明するか？」この問いに答えるための新たな手段として、株式会社Quwakが開発したアイデンティティ認証プラットフォーム「Quwak Me」が日本で提供を開始しました。最近注目されている個人認証の分野において、Quwakは身体に埋め込むNFCタグを利用した全く新しいソリューションを展開します。

「Quwak Me」のユニークなアプローチ

「Quwak Me」は、身体を使うことで自分を認証できる仕組みを提供します。従来の方法では、パスポートやマイナンバーカードなど、物理的な証明書を必要とするケースが多いですが、Quwakはデジタル技術を駆使して、身体ひとつで自分のアイデンティティを証明できる新しい時代を築こうとしています。これにより、認証プロセスは迅速かつ安全になり、どこにいても自己確認が可能になります。

資金調達の成功

Quwakは、このプロジェクトを推進するために、千葉道場ファンドなどの投資家から積極的な支援を受けています。特に、千葉道場ファンドの共同パートナーである石井貴基氏は、Quwakのビジョンを非常に高く評価し、代表の合田瞳と直接会って即決で投資を決めたとのことです。

「初めて合田さんとお会いしたときには驚きましたが、それ以来、彼女が描く未来に共感し、今後もサポートしていきます」と語る石井氏。合わせて、他の著名な投資家たちもQuwakの可能性に期待を寄せており、合田さんの強い意志とビジョンを後押ししています。

目指す未来

Quwakは、2023年9月1日から招待コードを持つユーザー向けに「Quwak Me」のインストール受付を開始し、1年でユーザーを100万人にすることを目指しています。これにより、より多くの人々が身体ひとつでの認証の利便性を享受できるようになるでしょう。特に、マイナカードなどの公的個人認証サービスとの連携により、デジタルアイデンティティが安全に管理される環境が整っていきます。

合田瞳のビジョン

合田瞳（Hitomi Goda）氏は、2002年生まれの若き起業家です。「世界征服」を夢見て、認証事業に取り組んでいます。自身の経験から、従来の認証方法の限界を感じ、テクノロジーを通じて社会のインフラを変えようとしています。

「私たちは、10年後、20年後には当たり前のように体に埋め込まれたNFCタグが利用される未来を描いています。この技術を通じて、人々の生活がより安全で便利になるよう努めていきます。」と彼女は語ります。