西秀夫氏が日本カスタマーサクセス協会の理事に就任
株式会社Box Japanの専務執行役員でCS本部本部長の西秀夫氏が、一般社団法人日本カスタマーサクセス協会の理事に就任することが発表されました。この協会は、顧客の成功を支援し、企業の成長を促進することを目指しています。西氏は、カスタマーサクセスに関する豊富な知見を持ち、これからの活動に貢献することが期待されています。
日本カスタマーサクセス協会は、カスタマーサクセスを実践する企業や有識者が集い、顧客が成功するための支援を行っています。特にSaaSビジネスモデルが普及する中で、企業の顧客価値を高める手段としてカスタマーサクセスの重要性が増していることが背景にあります。
プロフィール:西秀夫氏
西秀夫氏は2015年にBox Japanに入社し、セールスエンジニアとして多様な業界のお客様へのBox導入に携わってきました。その後、2020年にBox Consulting部門の責任者となり、企業向けの文書管理や導入後のサポートを担当。2021年にはカスタマーサクセス本部の部長も兼任し、カスタマーサクセスの実務をリードしています。さらに、ウイルス対策ソフトウェアで知られるシマンテックでもセールスエンジニアとして活躍しており、セキュリティ分野でも豊富な経験を有しています。
西氏は、CISSP、JGISP、CISAといった情報セキュリティのプロフェッショナル認証を持ち、その専門知識を活かして多くの企業の成功へと導いてきました。
西秀夫氏のコメント
西氏は「この度、日本カスタマーサクセス協会の理事に就任できたことを大変光栄に思っています。特に日本におけるSaaSの利用が進展する中で、カスタマーサクセスの重要性が増していくと考えています。しかし、私たちの国ではカスタマーサクセスに関する理解がまだ浅く、試行錯誤している企業が多いのが現状です。協会を通じて、コミュニティを形成し、互いに学び合う場を提供することで、カスタマーサクセスの発展に寄与できればと思います」と述べています。
協会からの期待
日本カスタマーサクセス協会の代表理事である山田ひさのり氏は、西氏の就任について「彼はBox社の日本におけるカスタマーサクセスのパイオニアとして、多くの顧客の成功を実現してきた実績があります。彼の経験と知識は、協会の活動においても大いに役立つと確信しています」と期待を寄せています。
この協会は「カスタマーサクセスで、顧客と共に企業が持続的に成長できる社会を実現する」というビジョンを掲げ、これからの日本の産業競争力を高めるための様々な活動を行っていく予定です。具体的には、実践支援や勉強会、調査活動などを通じてカスタマーサクセスの認知度を向上させ、企業間の連携を強化することを目指しています。
現在、協会は公式ウェブサイトを運営しており、そこでは最新の活動情報やリソースが提供されています。カスタマーサクセスに関心のある企業や個人は、ぜひ協会に注目してみてください。
公式ウェブサイト:
日本カスタマーサクセス協会