ニューガーデン映画祭2023:地域文化の新しい風
2023年3月、岡山県真庭市にて新たな映画祭「ニューガーデン映画祭2023」(NGFF)が開催されることが決定しました。この映画祭は、真庭市に住む映画監督・山崎樹一郎氏の呼びかけに応じた市民有志が実行委員を結成し、真庭市文化活動事業補助金の助成を受けて運営される、市民主体のプロジェクトです。地域に新たな文化の芽を育てることが目的とされています。
イベントの魅力とプログラム
ニューガーデン映画祭は、地域コミュニティの一員として映画が果たせる役割を考えるフォーラムや、若手映画制作者の特集、そして家族向けの映画上映など、様々なプログラムが用意されています。主要なプログラムは次の3つです。
1.
シネマフォーラム in 真庭
地域の人々が映画とどう向き合うかを考えるフォーラムが行われ、映画とコミュニティの関わりを深めます。
2.
パースペクティブ・ナウ
若手映画作家に焦点を当てた特集上映を行い、それぞれの作品から親子向けの映画も紹介します。これに加えて、映画作りの現場からの講義やスぺシャルトークも予定されています。
3.
こどもと映画の週末
親子で楽しめる映画セレクションを提供し、子供たちに映画の魅力を伝えます。上映後には参加監督による映画の見どころ紹介もあります。
この映画祭では、映画鑑賞だけでなく、地域の飲食店と連携し、真庭市ならではの味を楽しむことができるマルシェイベントも催されます。つまり、映画だけでなく、真庭という地域そのものを感じることができるのです。
開催情報
「ニューガーデン映画祭2023」は、2023年の3月10日から12日の3日間、岡山県真庭市の二つの場所で開催されます。
- - ビクトリィシアター 25席(真庭市久世2581)
- - 真庭市立中央図書館 52席(真庭市勝山53-1)
それぞれの会場では、映画上映後に監督とのティーチインやトークセッションが行われる予定で、観客との距離が近いのもこのイベントの魅力です。また、真庭市立中央図書館には託児所も完備されていますので、親子連れでも安心して参加できます。
参加監督の紹介
映画祭には、著名な映画監督がゲストとして登壇します。例えば、オープニング映画の監督である諏訪敦彦氏は、地域文化と映画の可能性についてディスカッションを行い、他の参加者たちとの意見交換も行います。また、日本の若手映画監督たちも続々と参加し、それぞれの作品についての説明やトークを行います。
クロージングイベント
最終日には、映画の上映後にクロージングパーティーが予定され、観客や参加者が交流する場も設けられています。これにより、映画祭は作品を楽しむだけでなく、人と人が戯れる場所としても機能します。
終わりに
ニューガーデン映画祭は、地域の文化を再発見し、映画を通じた新たなコミュニティ作りの場を提供する画期的な機会です。映画ファンのみならず、地域の皆さんにもぜひ参加いただき、真庭市の魅力を体験してほしいと思います。さまざまな映画を楽しみ、地域の風土に触れ合う3日間を楽しみにしてください!