新たなゴミ拾いの試み
2025-05-28 07:33:24

対話型ゴミ拾いプログラム『うみごme』が全国で始動

海洋ごみ問題に立ち向かう新たな試み『うみごme』



私たちの海には多くのゴミが漂っています。そのほとんどは、街から流出したプラスチックやその他の廃棄物が河川を経由して海に達していると言われています。しかし、問題はゴミを拾うことだけではなく、私たちの社会がどのようにしてそのゴミを生み出すのかを理解するところにあります。これが、特定非営利活動法人イシュープラスデザインが新たに立ち上げた対話型ゴミ拾いプログラム『うみごme』の目的です。

プログラムの目的と特長



『うみごme』は、単にゴミを拾う活動を超えて、参加者が自分たちの「気持ち」に向き合いながら、ゴミを通して社会の現状を学ぶものです。プログラムでは、実際にゴミを拾うことで海洋ごみの現実を体験し、拾ったゴミを分類してその背後にある感情を可視化します。このプロセスにより、何が私たちをゴミを生み出させているのか、その根本的な要因に気付くことが期待されます。

拾ったゴミがどのように生まれているのか、その理由を参加者同士で話し合い、最終的には自分自身の中にあるゴミに関連する感情を表現する儀式を行います。これにより、参加者は自分自身の行動と社会がどのように結びついているかを理解し、環境問題に対する新たな視点を得ることができます。

実施方法と開催概要



このプログラムは、2025年の7月から全国各地で実施される予定です。第一期は、以下のような開催日程で行われます:

  • - 第1回:福岡県福岡市 ⇒ 7月27日(日)9:30-11:30
  • - 第2回:愛媛県松山市 ⇒ 8月2日(土)14:00-16:00
  • - 第3回:オンライン ⇒ 8月17日(日)9:00-11:00
  • - 第4回:千葉県柏市 ⇒ 8月23日(土)10:00-12:30

各イベントでは、地域ごとのゴミ問題を考えながら実際にゴミを拾い、その結果について話し合います。さらに、オンライン参加型のセッションも設けており、全国どこでも参加可能です。

参加する意味



『うみごme』のプログラムに参加することは、ただ単にゴミを拾うことではありません。それは、私たちがどのようにゴミを生み出しているのかを知り、変わるべき部分を認識する機会でもあります。この活動を通して、一人一人が海洋ごみの問題を自分自身の問題と捉え、行動を起こすきっかけとなることを目指しています。

日本財団の「海と日本プロジェクト」の支援のもと、地域ごとの特性に応じたアプローチを行い、次世代に美しい海を引き継ぐための取り組みです。私たちの未来を守るために、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。

申し込み方法



各イベントへの参加は、イシュープラスデザインの公式ウェブサイトから申し込みが可能です。興味のある方はぜひチェックしてみてください。共に未来の海を守るための第一歩を踏み出しましょう。


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会社情報

会社名
特定非営利活動法人イシュープラスデザイン
住所
東京都文京区千駄木2-40-12
電話番号

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