専門学校HAL東京にフォアーゼットが新講師を就任
IT・CG・ゲームの教育を手掛ける専門学校「HAL東京」が、2024年度後期に株式会社フォアーゼットをサイバーセキュリティ講師として迎えることが決まりました。新講師は2024年10月からサイバーセキュリティやIT関連の授業を担当し、受講生に最新の知識と技術を提供します。
HAL東京の教育方針と特色
HAL東京は、東京・大阪・名古屋を拠点に、ゲーム、CG、ITなど様々なデジタルコンテンツ分野で即戦力となる人材を育成している専門学校です。特に、高度なITスキルが求められる現代の産業界に対応するため、学校は産業界のニーズに合わせた実践的な教育を重視しています。「産学連携」を教育ポリシーの根底に置き、企業からの依頼に基づいたプロジェクトや、第一線で活躍する専門家による指導を通じて、学生が実務経験を積む場を提供しています。
このような特長を持つHAL東京には、希望者全員の就職を保証する「完全就職保証制度」、国家資格の合格を目指す「国家資格 合格保証制度」、学生の待遇に関する「給与保証制度」の三大保証制度があります。これにより、多くの学生が安心して学び、就職することができる環境が整っています。
フォアーゼットの役割
一方、株式会社フォアーゼットは、攻撃者の視点に立ったサイバーセキュリティソリューションを提供する企業です。脆弱性診断やペネトレーションテスト、レッドチームオペレーションなどの実績を持ち、日々の研究活動を通じて最新のサイバー攻撃や脅威動向を把握し、その知見を教育に反映させています。
フォアーゼットは、サイバーセキュリティ分野の専門家を育成するため、東南アジア地域の大学機関と連携しながら、ホワイトハッカー育成に力を入れています。これらの経験を通じて、HAL東京における教育にも貢献し、学生たちがサイバーセキュリティの俯瞰的視点を持てるようサポートします。
新しいプログラムへの期待
新たにフォアーゼットが HAL東京に加わることで、学生たちは最新のサイバーセキュリティ技術や知識を習得する機会を得ることができます。特に、インダストリー4.0やSociety 5.0の進展に伴う高度なデジタル技術の活用が求められる中、これらの教育プログラムは、学生が将来のキャリアを切り開くための重要な礎となることでしょう。
HAL東京での新カリキュラムは、攻撃者視点からサイバーセキュリティの現状を理解し、関連する課題を解決できる能力を育むことを目指しています。フォアーゼットの専門家たちが加わることで、受講生たちはより深く実践的な知識を身につけ、社会に貢献する未来の人材へと成長することでしょう。
今回の取り組みは、HAL東京にとっても新たな一歩であり、情報技術の変化が激しい現代社会において、強い人材を生み出すきっかけになることが期待されます。