契約業務を効率化するクラウドサービス「Hubble」導入開始

契約業務を一新する「Hubble」の導入

契約管理の効率化を狙う企業が増加する中、株式会社M&Aクラウドが契約業務・管理クラウドサービス「Hubble」を正式に導入しました。本サービスは、法務部門と事業部門の連携を強化し、契約書の取り扱いをスマートにするためのツールです。その導入背景や効果について詳しく見ていきましょう。

背景：契約書業務の課題

M&Aクラウドでは、これまで契約書の締結において複数のツールを利用していました。具体的には、契約の締結にはクラウドサインを、締結後の管理にはGoogle Driveを使用、さらに台帳管理にはスプレッドシートを使っていました。このようにツールが分散しているため、以下のような問題が顕在化していました。

- 業務効率の低下：手作業が多く、時間がかかる。
- 権限管理の困難：顧客情報などを閲覧する際の権限設定が煩雑。
- 契約書のバージョン管理：複数の版が存在し、整合性を確認するのが難しい。

これらの問題を解決すべく、M&Aクラウドは契約書管理の再構築を目指しました。

導入の決め手「Hubble」

「Hubble」に注目した理由は、統合的な契約管理が可能であり、細かい権限設定が可能な点です。法務部門と事業部門からのニーズにマッチするサービスとして、最終的に導入を決定しました。

導入後の変化

Hubbleを導入後、契約書管理が統一され、バージョン管理が簡単になりました。これにより、全社的に業務フローが効率化され、コスト削減にも成功しています。また、HubbleはCRMと連携しており、契約締結後の確認が円滑に行えるシステムも構築中です。

M&Aクラウドの代表取締役である前川拓也氏は、「今後も社内でのHubbleの活用を促進し、契約情報の完全な入力を目指します」と意気込みを語っています。

Hubbleの特徴

「Hubble」はAIを活用した契約管理が特徴です。契約書の審査から作成、締結後の管理までを一貫して行えるほか、APIを通じた他ツールとの連携も充実しています。業界初の「カスタム項目AI自動入力」機能も搭載しており、ユーザーは自社のニーズに合わせた項目を自由に設定できます。また、改正電子帳簿保存法にも対応しているため、法改正による影響も受けにくい設計です。