環境プロジェクト
2024-07-29 12:49:48

廃プラスチック活用の新たな試み。藤沢のスイーツ店と連携した環境プロジェクト

藤沢の新たな環境プロジェクト:スイーツ店と再生プラスチック



廃プラスチックの再利用が進む昨今、神奈川県藤沢市に位置するスイーツショップ「bon bon bons.」と合同会社「Reprise」がタッグを組み、地域の環境に配慮したユニークな取り組みを始めました。このコラボレーションでは、江ノ島近くの海岸に捨てられた廃プラスチックを再利用し、新たなカウンターシートを制作しました。

プロジェクトの背景



「Reprise」は、鹿児島県を拠点とする再生プラスチック事業を行っており、廃材の再利用を通じて社会的課題に取り組んでいます。一方、「bon bon bons.」はスティックチーズケーキを中心とした新しいカフェスタイルを提供する店舗です。この二つの企業が手を組むことで、地域の環境保護とビジネスの両立を目指しています。

カウンターシートの制作過程



今回制作されるカウンターシートには、約1,300個分のペットボトルキャップが使用され、そのキャップは片瀬や腰越の海水浴場から回収されたものが含まれています。この試みは、地域住民や訪問客も参加する形で行われ、積極的な廃プラスチックの回収活動にもつなげています。

さらに、カウンターシートへのおがくずの混合は、環境に優しいばかりか、冷たい飲み物から滴る結露を吸収する役目も果たします。色合いも海の青さをイメージした仕上がりで、藤沢の海を感じさせるデザインとなっています。

Repriseの取り組み



Repriseは、廃プラスチックをただリサイクルするのではなく、使用済みのペットボトルキャップを徹底的に洗浄・分別し、個々に手作業で加工することで、ユニークな製品を生み出しています。こだわり抜いた手作業は、未来のプラスチックの姿を想像し、丁寧に扱われるべきだという信念から来ているのです。

bon bon bons.の魅力



「bon bon bons.」は、手持ちで食べられるスティック型のチーズケーキが人気であり、6種のフレーバーを提供しています。特に多様なドリンクメニューも豊富で、地域のコーヒーロースターから仕入れたクラフトコーヒーや、韓国の果実シロップを使ったドリンクなどが楽しめます。

地域とのつながり



「bon bon bons.」のパティシエ・植草実氏は、豊富な経験を生かし、常に新しいお菓子づくりに挑戦しています。店舗の運営方針にも「地域とのつながり」が色濃く反映されており、訪れる人々がその魅力を体感できる空間を目指しています。

未来への期待



このプロジェクトの成功を通じて、藤沢市における環境活動がさらに広がることが期待されます。また、地域の人々が自らの手で環境保護に関わることで、より強固なコミュニティの形成にもつながるでしょう。こうした取り組みは、他の地域にも波及効果を及ぼす可能性も秘めており、今後の動きが楽しみです。


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会社情報

会社名
合同会社Reprise
住所
鹿児島県霧島市福山町福山2662
電話番号

トピックス(地域情報)

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