レゲエアーティストDOZAN11とANTIQUAが新ブランド「ONZE INITY」をローンチ

レゲエと伝統美の融合、ONZE INITYの世界

2024年11月11日に新たなアパレルブランド「ONZE INITY」が誕生します。このブランドは、日本のレゲエアーティストであるDOZAN11とファッションブランドANTIQUAが共同で立ち上げたものです。テーマは「新しい日本/JAPAN」。伝統と現代の要素を融合させたデザインを展開しています。

DOZAN11は、外部の文化であるレゲエを日本の土壌で根づかせるべく活動しており、寺社への奉納活動などを通じて日本文化の再評価を目的としています。「ONZE INITY」に込められた「ONZE」は、彼にとって調和の象徴であり、ポルトガル語の11に由来しています。この数字は「陽と陰」のバランスを象徴し、ブランドの核となる理念を表しています。

日本独自の美を再発見

「ONZE INITY」は、日本の色彩や模様に着目し、それらを現代ファッションに取り込もうとしています。日本の美は四季折々の自然から生まれ、長い歴史の中で育まれてきました。そうした文化への敬意を込めて、このブランドでは日本の伝統的な要素を活かしたアイテムを展開予定です。第一陣の秋冬コレクションでは、青海波や麻の葉、七宝、縞、雲などのモチーフを使用したユニセックスラインが計画されています。

DOZAN11は、レゲエの要素を取り入れつつも日本文化を重んじ、新しいアイテムを作り出すことで次世代へ魅力を継承しようとしています。その意図を持つ「ONZE INITY」は、ただのファッションブランドにとどまらず、海外市場への進出も視野に入れた