大阪市に誕生した新たなメガソーラーで再生可能エネルギーを加速する日本ベネックス

大阪市酉島に新たなメガソーラー施設が誕生

日本ベネックスがこのたび、大阪市酉島にて約1.5MWの屋根借りメガソーラーを稼働させました。この発電所は「ベネックス大阪酉島ソーラーポート」と名付けられ、三井不動産と大阪ガス都市開発が共同で開発した物流施設「MFLP・OGUD大阪酉島」の屋根に設置されています。

物流施設とともに進化するエネルギー

「MFLP・OGUD大阪酉島」は、2024年2月に竣工予定の最新の物流施設です。これは大阪ガス都市開発にとって初の物流施設事業であり、三井不動産にとっても関西圏での新たな共同プロジェクトです。この新しい施設の屋根にはすでに太陽光パネルが設置されており、今後は日本ベネックスが賃借したスペースに新たなパネルを取り付けました。

本発電所で得られた電力はFIP制度に基づき、大阪ガス株式会社へ全量売電される予定です。この取り組みにより、一般家庭約580世帯分に相当する168万kWhの発電が見込まれています。

日本ベネックスの発展と環境貢献

日本ベネックスは、本発電所の稼働により、合計50件の自社発電所を持つこととなり、その総出力は約66.6MWに達します。物流施設の屋根を借りて設置された太陽光発電所はそのうちの33件を占め、合計出力は約57.6MWとなります。また、そのうちFIP太陽光発電所は26件、総出力が約46.1MWの規模を誇ります。

日本ベネックスは、67年の精密板金加工の経験を背景に、2012年から再生可能エネルギー事業に参入し、社会に新しい価値を提供すべく努力しています。これからも太陽光発電所の建設と運営を通じて、再生可能エネルギーの普及に寄与し続ける方針です。

会社概要

- 会社名: 株式会社日本ベネックス
- 本社所在地: 長崎県諫早市津久葉町99番地48
- 設立: 1957年
- 代表者: 代表取締役社長小林洋平
- 従業員数: 約200名（グループ会社含む）
- 事業内容:

- 精密板金加工技術を用いた産業機器の設計・製造
- 再生可能エネルギー設備の設計・施工及び自社発電所の運営

公式ウェブサイト: 日本ベネックス

この新たなメガソーラーの開発は、大阪エリアでの再生可能エネルギー遂行の大きな一歩となります。日本ベネックスは、今後もクリーンエネルギーの推進に努めながら、社会に貢献する企業としての役割を果たしていくでしょう。