大竹伸朗展 開幕
2025-08-01 11:16:58

香川 丸亀市で大竹伸朗の個展が開幕!魅惑の〈網膜〉世界が登場

大竹伸朗展「網膜」開幕



香川県丸亀市の猪熊弦一郎現代美術館(MIMOCA)で、アーティスト大竹伸朗の特別個展が始まりました。本展は、2013年以来12年ぶりの大竹の個展で、圧倒的な熱量で制作された数々の作品が集結しています。特に注目は、彼の代表作「網膜」シリーズを中心にした展示構成です。

〈網膜〉とは何か



「網膜」シリーズは、1988年に大竹が宇和島にアトリエを設置後に着想されたもので、光の痕跡を表現した絵画作品です。彼は廃棄されたポラロイド・フィルムを使用し、それに透明なウレタン樹脂を施すことで、視覚的に新たな体験を提供しています。この作品を通じて、観る者は「時間」と「記憶」という概念を感じ取ることができるのです。

展覧会では、新作の「網膜」12点が披露され、その中には大竹が長年保存してきたフィルムを用いて制作されたものも含まれています。これによって、作品が持つ情景が再び蘇り、私たちの心を揺さぶります。

多彩な作品の数々



今回の展覧会は、1階エントランスを含む全ての展示室を使い、300点以上の作品と資料を集めており、圧倒的な展示密度を誇ります。特に新作の目玉である三メートルを超える大作、レリーフ状の作品《網膜/六郷》や、1990年代初頭に制作された未発表の大型作品が、これまで見たことのない新たな視覚体験を提供します。

展示室は、観覧者がより深く大竹の作品世界に浸れるよう工夫されており、光と音の要素もふんだんに取り込み、高度なインスタレーションを楽しむことができます。特に新旧の作品が並ぶ、展示室Cでは、その相互作用が観覧者の感覚を刺激します。

限定オリジナルグッズの販売



また、本展では大竹伸朗オリジナルのグッズも多数用意されています。Tシャツやトートバッグ、さらにはオリジナルキャラクター「イノカメグマ」をあしらったタオルなど、彼の作品を日常に取り入れることができる商品が並びます。これらのアイテムは、展覧会の記憶をより深く刻む手助けをしてくれるでしょう。

開催の詳細



この特別な展覧会は2025年8月1日から11月24日まで開催されています。ぜひ、この機会に大竹伸朗の世界を体感し、彼が伝えたいメッセージやテーマに触れてみてはいかがでしょうか。この展覧会が、芸術に対する新たな視点や発見を与えてくれることでしょう。

何が失われ、何がかけがえのないものとして残るのかを、彼の作品を通じて感じることができる特別な体験をお楽しみください。


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会社情報

会社名
公益財団法人ミモカ美術振興財団
住所
香川県丸亀市浜町80-1丸亀市猪熊弦一郎現代美術館
電話番号
0877-24-7755

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