奄美の暮らし
2025-07-10 11:57:23

奄美大島での絵本作家ミロコマチコの新作『島まみれ帳』発売

新しい生活の始まり



絵本作家のミロコマチコが、奄美大島に移住してからの生活を綴ったエッセイ集『島まみれ帳』が2025年7月17日、全国の書店で発売される。 これは、彼女の2019年からの6年間を描いたもので、34編のエッセイと53点のイラストが紹介される。

ミロコマチコは、2012年に『オオカミがとぶひ』で絵本デビューした後、独特な作風で多くの受賞歴を誇る。移住のきっかけは、初めて訪れた奄美大島の自然と空気に触れ、そこでの生活に惹かれたからだ。彼女の作品には、草花や動物と共生する姿が感じられる。

自然との共生



最初は自給自足を目指し、静かな島生活を志向していたミロコ。しかし、地元の人々との交流や集落行事に参加する中で、新たな発見と共感を得ていく。彼女が移住後に体験したことや感じたことは、絵本やエッセイに色濃く反映されている。特に、島の自然の美しさや、四季折々の変化は、彼女自身のアートにも大きな影響を与えたという。

『島まみれ帳』の内容



『島まみれ帳』では、「南の島でのもらいもの」や「猫たちの引っ越し」など、島での様々な経験がユーモアあふれる文体と共に紹介される。彼女は自宅を開放し、近所の子どもたちとも絵を描くなど、地域社会に積極的に関与している。特に、集落行事の「舟こぎ競争」では選手宣誓を務めるなど、コミュニティの一員として活動している。

原画展の開催



本書の発売を記念し、東京・目黒にあるギャラリー「noie extent」で原画展も開催される。会期は2025年7月17日から25日まで。ミロコ自身も初日の7月17日には在廊予定で、彼女の魅力の詰まった作品に直接対面できる貴重な機会だ。

このエッセイは、ミロコが自身の体験を通じて思うことを綴ったもので、日常の小さな幸せや、生き物との繋がりがテーマとなっている。そして、その中に彼女のユーモアや温かい人柄が滲み出ていて、読む人を惹きつける。

まとめ



『島まみれ帳』は、ミロコマチコの奄美大島での生活を色鮮やかに描いた一冊である。この本は、絵本作家としての彼女の新たな一歩を示すものであり、自然と人々との共生を考えるきっかけとなるだろう。彼女の作品には、心温まるストーリーが散りばめられており、読者に感動を与える。それぞれのページを通じて、彼女の奄美大島での生活に触れてみてはいかがだろうか。


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会社情報

会社名
株式会社ブロンズ新社
住所
東京都渋谷区神宮前6-31-15マンション31-3B
電話番号
03-3498-3272

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