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精神科訪問看護「ここもっと」新公式サイト公開

精神科に特化した訪問看護ステーション「ここもっと」がこのたび、公式サイトを立ち上げました。この新たな取り組みは、精神科病床数が世界的に見ても際立つ日本において、地域で暮らす支援を強化することを目的としています。

1. 日本の精神科医療の現状

日本では精神科病床数が約87万床、そのうちおおよそ3分の1が国内に集中しています。当然、入院期間も長期化し、OECDの平均が1ヵ月未満に対し、我が国では平均9カ月と著しく異なる状況です。この状態は、地域でのサポート体制の側面からも課題があります。退院後の支援が不足しているために、社会的入院が横行し、精神疾患への偏見も存在しています。

このような現状改善のためには、精神科医療の“入院中心”から“地域共生”ヘの転換が急務です。その実現の第一歩として、地域密着型支援として訪問看護が求められています。

2. 「ここもっと」の使命

「ここもっと」は「こころのケアをもっと身近に、ずっと地域で」という理念のもと、精神疾患を抱える方々による「普通に暮らす」環境を実現することを目指しています。

そのために、専門的なケアを提供し、医師と連携しながら以下の支援を行っています。

• - 幻覚や妄想、不安などの症状に対するモニタリング
• - 服薬管理や副作用確認を通じた服薬アドヒアランスの支援
• - 家族や関係者へのコミュニケーション支援
• - 引きこもりや自傷行為に対するサポート

要するに、「病気をみる」のではなく、「人としての生活を支える」という視点で親身な看護を展開しています。特に、依存症や発達障害、統合失調症、気分障害においても積極的に取り組み、地域で孤立しないような仕組みを確立します。

3. 未来に向けた取り組み

「ここもっと」が目指すのは、精神的な疾患を持つ方々が当たり前に地域で暮らすことができる社会の実現です。

具体的には、次のような取り組みを推進しています：

• - 信頼関係を育む“顔の見える関係”の構築
• - 医療や福祉、行政との連携強化による“チームケア”の実践
• - 地域住民との相互理解を促進する関係づくり
• - 相談しやすい文化の醸成

「ここもっと」は、訪問看護の枠を超えた精神的インフラとして機能し、地域社会に根付いた支援を提供していきます。そうすることで、精神疾患を抱える方々が自分らしく日常生活を送れるよう手助けを行います。

訪問看護ステーション詳細

訪問看護ステーション「ここもっと」は、東京都羽村市に所在し、地域の皆様との関係を大切にしながら、精神に関わる様々な支援を行います。お困りの際は、ぜひお気軽にご相談ください。

事業所情報

• - 事業所名：ここもっと
• - 所在地：東京都羽村市神明台1丁目5−7
• - TEL：050-1722-5814
• - サービス提供地域：羽村市、福生市、瑞穂町およびその周辺

会社情報

• - 会社名：株式会社たまこうき
• - 設立日：2008年8月25日
• - 資本金：2,050万円
• - 代表者名：井上頌男
• -所在地：東京都昭島市宮沢町497-3

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