新井一樹氏著『シナリオ・センター式物語のみがき方』の重版決定！

書籍紹介：『シナリオ・センター式物語のみがき方』

累計5万部を突破したベストセラーの第2弾、『シナリオ・センター式物語のみがき方』が10月18日（土）に出版されることが発表されました。著者である新井一樹氏は、シナリオ・センターの代表取締役社長であり、数々の作品を手がけてきた実力派です。この書籍は、書店からの多くの事前注文を受け、異例の発売前重版を果たしました。

本書の特長

本書は、創作指南書の中でも非常にユニークな視点から物語を磨くための力に焦点を当てており、単なる作品作りの技術を越えた実践的なアプローチを提供しています。シナリオ・センターの教育理論に基づき、物語の「のびしろ」を見つけ出し、魅力を引き出す方法が解説されています。

これまでの著作、特に前作の『シナリオ・センター式物語のつくり方』は、文芸書やビジネス書の棚でも支持を得て、多方面での読者にリーチしました。特に最近では副業の増加や個人発信の在り方が変わり、埋もれがちな才能を助けるための実践的な方法が求められていることが背景にあります。

社会的背景

デジタル化が進む現代では、誰もが気軽に創作の機会を掴める一方で、書きっぱなしや推敲に悩む人が増えています。本書は、作品をより良くするために必要不可欠なノウハウを提示することで、作家や脚本家、またはビジネスパーソンにとっての「壁」を克服する手助けを目指しています。

特に生成AIの進化により、シナリオや文章が瞬時に作成可能となる環境が整っていますが、最終的な「面白さ」や「説得力」は人間の創造力に依存しています。本書は、その重要性を再認識させてくれます。

本書の内容

シナリオ・センター出身の脚本家によって制作された連続ドラマの大部分に関与しているこのセンターは、高名なシナリオライターや映画監督を数多く育て上げてきました。この本は、物語をより面白くするための「物語のみがき方」に特化した内容で構成されており、次のような章立てに分かれています。

1. 序章: 最高のエンターテインメント作品にしよう
2. 第1章: エンタメ化への地図の作り方
3. 第2章: 物語のバランスを持たせる方法
4. 第3章: 貫通行動の磨き方
5. 第4章: 主人公の洗練の仕方
6. 第5章: 構成のブラッシュアップ
7. 第6章: シーンの磨き方

著者の新井一樹氏は、東京都出身で、日本大学大学院芸術学研究科を修了した後、シナリオ・センターで講座の改善に携わり、プロデューサー向けの研修も行ってきました。さらに「一億人のシナリオ」プロジェクトを立ち上げ、多くの人々に表現力を育む機会を提供しています。