2024年6月24日、株式会社揚羽は株式会社才流と共に「事例で学ぶ。インナーブランディングから始める採用広報」というテーマでセミナーを開催しました。このセミナーでは、採用ブランディングの重要性とその関連性について、さまざまなステークホルダーを意識したブランディング戦略が提案されました。
ブランディング強化に取り組む企業が増加する中、採用ブランディング、インナーブランディング、アウターブランディングのそれぞれが持つ役割と、これらを統一的にメッセージとして発信することの大切さが強調されました。ターゲットとしている学生や求職者は、未来の従業員や取引先となる可能性があるため、採用ブランディングを通して、将来的なブランドの認知度やイメージを形成していくことが必要です。
インナーブランディングの視点
インナーブランディングの観点から、企業理念やブランドの価値を求職者に理解させ、入社後の定着率向上や生産性増加を狙うことが提案されました。求職者に自社の魅力を伝えるため、エンゲージメントを促す手段として、従業員を採用活動に参加させることが重要です。これにより、従業員自身が会社を好きになり、採用におけるメッセージをより強化できるでしょう。
アウターブランディングの視点
アウターブランディングは、求職者が未来の取引先となる可能性があるため、特に重要です。統一されたブランドコミュニケーションを求職者に向けて行うことで、企業イメージの定着につながります。特にBtoBビジネスでは、メディア露出が限られるため、直接的なコミュニケーションが強い印象を与えます。
毎年40万人以上の学生が新卒採用に挑む中で、彼らを社会人予備軍として捉え、アウターブランディングに力を入れることで、認知度やブランドイメージを明確にすることができます。
インナーブランディングの成功事例
セミナーでは、実際にインナーブランディングに成功している企業の事例も紹介されました。三井金属鉱業では、親しみやすいイラストやアニメーションムービーを使って、パーパスを広く伝えています。特設サイトでは、100名以上の従業員の「マイパーパス」を掲載し、社内のコミュニケーションツールとしても機能させています。これにより、社内・社外両方のコミュニケーションが活発化し、ブランドのエンゲージメントが深まっています。
まとめ
企業におけるブランディングは、単なる外向けのものではなく、社会の変化に対応したインナーブランディングが求められる時代です。株式会社揚羽は、企業のインナーブランディング、アウターブランディング、採用ブランディングを全方位から支援しています。どのような相談でもお気軽にお問い合わせいただければと思います。
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