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つぐ minä perhonen展、いよいよ開幕！

明日、11月22日（土）に、根強い人気を誇るファッション・テキスタイルブランド「ミナ ペルホネン」の展覧会「つぐ」が東京都の世田谷美術館で幕を開けます。このイベントは、ブランド創設30周年を記念するもので、その成り立ちやデザインの哲学に触れる貴重な機会です。

展覧会のテーマ「つぐ」の意義

デザイナーの皆川明さんは、このテーマに込められた意味について深く掘り下げています。「2019年の『つづく展』において我々が強調した『継続性』をさらに深く考える中で、『つぐ』という言葉に辿り着きました。多様な『つぐ』が一つのものづくりにおいて共鳴し合っていることを、訪れた方々に感じていただきたいです」と語っています。

また、田中景子さんは「『継承』という意味だけでなく、『注ぐ』『告げる』など、多角的な表現を通じてさまざまな『つぐ』の物語を届けることができると思います。展示を通じて、ご自身にとっての『つぐ』について考えるきっかけにしていただければ幸いです」と続けました。

特別な音声ガイド

展覧会では、ラジオパーソナリティのクリス智子さんが、皆川さんと田中さんと共に展示室を巡る音声ガイドも用意されています。各展示における解説や、制作当時の思い出、アトリエでのエピソードなど、普段から親しい三人だからこそ実現できるフリートークが楽しめます。音声ガイドは会場でレンタルが可能で、料金は650円（税込）。収録時間は約35分です。

展示内容とエリア

今回の展覧会は、全体が約180種類のテキスタイルの共通点とつながりを表現する「chorus（コーラス）」、デザイナーが構想したテキスタイルがどのように様々なアイテムへと展開していくのかを紹介する「score（スコア）」、そして職人と工場の技術の実際に迫る「ensemble（アンサンブル）」を含む、大きく6つの展示エリアに分かれています。さまざまな“つぐ”の形を体感しながら、ブランドの魅力に浸ってみてください。

相互割引の実施

また、「つぐ minä perhonen」展とヒカリエホールで開催される「織田コレクションハンス・ウェグナー展」では、互いの入場券を提示することで割引が受けられる特典があります。各展覧会のチケット半券、または電子チケット画面を提示することで、割引料金でご覧いただけます。

割引料金

• - つぐ minä perhonen

- 一般: 1,700円→1,600円
- 65歳以上: 1,400円→1,300円
- 大高校生: 800円→700円
- 中小学生: 500円→400円
- 未就学児: 無料

• - 織田コレクションハンス・ウェグナー展

- 一般: 2,300円→2,200円
- 大学・高校生: 1,500円→1,400円
- 中小学生: 700円→600円

巡回展の予定

この展覧会は、東京での開催の後にも全国各地で巡回予定です。以下のような会場での展示が予定されています：

• - 長野会場: 松本市美術館（2026年4月16日～6月7日）
• - 熊本会場: 熊本市現代美術館（2026年7月4日～9月6日）
• - 富山会場: 富山県美術館（2026年10月10日～12月22日）
• - 栃木会場: 宇都宮美術館（2027年4月25日～6月27日）

このように各地での展示が計画されているため、お近くの方もぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

展覧会の詳細

• - 展覧会名: つぐ minä perhonen
• - 会期: 2025年11月22日（土）～2026年2月1日（日）
• - 会場: 世田谷美術館（東京都世田谷区砧公園1-2）
• - 開館時間: 10:00～18:00（入場は17:30まで）
• - 休館日: 毎週月曜日・年末年始（2025年12月29日～2026年1月3日）

詳しくは、公式サイトまたは美術館公式サイトをご覧ください。

主催

主催は世田谷美術館（公益財団法人せたがや文化財団）および朝日新聞社です。後援は世田谷区と世田谷区教育委員会、J-WAVEです。

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