『成瀬は天下を取りにいく』
2025-06-18 18:21:23

森見登美彦絶賛!新潮文庫『成瀬は天下を取りにいく』刊行決定

森見登美彦絶賛の青春小説『成瀬は天下を取りにいく』文庫化



宮島未奈のデビュー作『成瀬は天下を取りにいく』が、2025年6月25日に文庫化されます。この作品は、新潮社の第20回「女による女のためのR-18文学賞」で大賞、読者賞、友近賞を史上初めて同時に受賞し、注目を集めました。さらに、著者の独特な視点と温かみのある描写は、多くの読者から支持されており、三浦しをんや西川貴教といった著名人からの絶賛の声も寄せられています。

物語の舞台は、滋賀県大津市。主人公・成瀬あかりは中学生で、コロナ禍の夏休みに地元百貨店「西武大津店」の閉店を知らされます。「この夏を西武に捧げたい」と決意し、毎日通う姿が描かれています。彼女の自由な発想と行動は、周囲の人たちに刺激を与え、自己表現の重要性を訴える内容となっています。

文庫版の解説を担当するのは森見登美彦。彼は、成瀬が自らの生き方を貫くことでまわりにも良い影響を与えることを称賛し、この先の展開が楽しみになると語っています。特に成瀬のキャラクターには、物語が生き生きとしたものにする魅力が詰まっています。

文庫購入者特典


文庫版の購入者には、スマホ用壁紙が特典としてプレゼントされます。全3種類が用意されており、帯に掲載されたQRコードからダウンロード可能です。ダウンロード期限は2025年12月24日までとなっているので、ぜひお見逃しなく。

初版限定特典


さらに、初版限定の特典として、特別仕様のスピン(紐しおり)が付いてきます。このスピンは通常のこげ茶色から琵琶湖をイメージした青色に変更されており、文庫版のみの特別仕様となっています。初版限定のため、早めに手に入れることをお勧めします。

収録エッセイ


文庫の巻末には、単行本未収録のエッセイ「大津ときめき紀行ぜぜさんぽ」が収められています。成瀬と共に滋賀県大津市膳所を巡る内容で、著者宮島未奈が撮影した写真も掲載されており、ファンにはたまらない一冊となっています。

書籍の基本情報


  • - タイトル: 成瀬は天下を取りにいく
  • - 著者: 宮島未奈
  • - 発売日: 2025年6月25日
  • - 価格: 693円(税込)
  • - ISBN: 978-4-10-106141-2

文学賞を受賞した作品の文庫化は、読者にとっても待望の瞬間です。特典も豊富で魅力的な内容が詰まった本作を、ぜひ手に取って楽しんでみてください。


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会社情報

会社名
株式会社新潮社
住所
東京都新宿区矢来町71
電話番号
03-3266-5220

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