宗田理の遺作発表
2024-08-07 13:07:46

宗田理の遺作『ぼくらの(魔)大戦』が遂に発売!心を打つ物語の魅力

作家・宗田理が手掛けた「ぼくら」シリーズの新作『ぼくらの(魔)大戦』が、2024年8月7日に発売されることが決定しました。この作品は、宗田氏が生前に執筆した最後の作品であり、94歳という高齢になっても創作活動を続け、子どもたちに向けた願いを込めた一冊です。宗田氏は1993年に発表した『ぼくらの七日間戦争』から始まるこのシリーズで、累計2000万部以上の売上を誇り、若い世代の心に深く響く存在として知られています。

宗田氏は、彼自身の太平洋戦争の経験を基にして、平和の大切さを訴え続けてきました。友を守ること、そして戦争に対する反対の意志を作品に盛り込み、多くの子どもたちに勇気を与えてきました。特に、魔女との戦いを描いた新作『ぼくらの(魔)大戦』では、登場人物たちが命がけで友を救う冒険が展開され、友情や勇気の重要性が再確認される内容となっています。

『ぼくらの(魔)大戦』の物語は、主人公日比野が少女ルチアを守りながらイタリアを逃亡するところから始まります。しかし、彼の友人たちが魔女の城の地下牢に囚われてしまう。日比野は他の仲間たちと共に、友を救うために壮絶な脱出劇に挑むことになります。魔女は人の心を操り、サブキャラクターである久美子を自らの手下にして、彼らの命を狙います。一方で、日比野たちは城からの脱出と、世界を支配する力を持つ宝の探索、さらにはマフィアとの対決も織り交ぜながら物語を進めます。

本作は、40周年を迎えたぼくらシリーズの記念すべき作品でもあり、特別企画も盛りだくさんです。読者への感謝を込め、サイン本の抽選プレゼントが行われ、対象書籍を購入した方の中から選ばれた5名に、宗田理の直筆サイン本である『ぼくらの七日間戦争』が贈られます。また、2024年8月8日までの期間限定で、宗田理の電子書籍が全点50%オフになるキャンペーンも実施されます。

さらに、映画『ぼくらの七日間戦争』も、YouTubeチャンネル「角川シネマコレクション」で無料公開中ですので、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

宗田理は1928年に東京都に生まれ、少年時代を愛知県で過ごしました。彼の代表作である『ぼくらの七日間戦争』は、実写映画やアニメ化もされ、世代を超えて多くのファンに愛されています。彼の作品は、単にエンターテインメントにとどまらず、深いメッセージも込められており、作品を通じて子どもたちに勇気や希望を与え続けてきました。宗田氏の長い作家人生に敬意を表し、彼の作品がこれからも多くの人に読まれ、愛され続けることを願います。彼の思いやメッセージが、この新作でもしっかりと表現されています。興味を持った方はぜひ、『ぼくらの(魔)大戦』を手に取って、その深いテーマに触れてみてください。


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