マネーフォワードが3号ファンドのファーストクローズを完了
株式会社マネーフォワードのグループ会社であるマネーフォワードベンチャーパートナーズが、3号ファンドを設立しました。このファンドは、約47億円の出資を受けてファーストクローズを完了させ、今後100億円以上の規模を目指す計画です。
ファーストクローズ参加者
このファンドへの初期投資者には、あいち銀行、紀陽銀行、京信ソーシャルキャピタル、京葉銀行、山陰合同銀行、徳島大正銀行、中国銀行、山梨中央銀行、マネーフォワードなど、複数の金融機関が含まれています。これにより、マネーフォワードベンチャーパートナーズは出資者との連携を強化し、ファンドの成長を図っています。
成立の背景を探る
マネーフォワードベンチャーパートナーズは、2020年に1号ファンドを開始し、その後2022年には2号ファンドを設立しました。これらのファンドを通じて、これまでに50社以上のスタートアップへ投資し、企業の成長を支援してきました。特にスタートアップを取り巻く資金調達環境が変化する中で、単なる資金提供ではなく、様々な面でのサポートに注力しています。
1号ファンドでは、IPOを実現した企業が3社、M&Aを果たした企業が2社おり、その実績は素晴らしいものです。特に注目すべきは、サロウィン株式会社の成功事例で、投資先の企業がヒューリックグループに参画したことです。これにより、投資から得られるリターンも向上する見通しが立っています。
多面的な支援体制
マネーフォワードの特徴は、投資先企業への伴走支援です。技術や金融に関する知見を駆使して、投資対象の成長を後押ししています。具体的には、起業家のニーズに応じたアドバイザリーサービスを提供し、広報の支援や人材採用のサポートなど、多角的なアプローチで企業をサポートしています。また、AIやSaaS、Fintechにおけるノウハウを活かし、投資先のビジネスの実績向上にも貢献しています。
地域の金融機関や企業との共創にも注力しており、全国規模でのスタートアップ支援を進めています。スタートアップと地域不足資源を補完し合うことで、イノベーションを生み出すエコシステムの構築を目指しています。
向かう先はさらなるエコシステムの拡充
3号ファンドは、国内外のテクノロジーを用いた社会問題解決や地域活性化に力を入れる未上場企業に焦点を当てています。投資活動を通じて以下の7つのテーマを大切にし、価値向上を図る予定です。
- - 企業向けAXやDX
- - 特化型産業DX
- - プラットフォームビジネス
- - ジャパンソフトパワー(エンターテインメント、食、観光など)
- - ブランドビジネス
- - ヘルスケアや福祉
- - 新興技術(AI、ロボティクス、ディープテック、宇宙関連)
進化し続けるファンドとその成果
今後、マネーフォワードベンチャーパートナーズは、スタートアップのバリューアップを目指し、出資者にとっての新たなビジネス機会の創出にも寄与します。更なる成長を遂げる日本のスタートアップエコシステムに貢献するべく、ファンドの規模拡大を続けていくことでしょう。将来的には、100億円を超えるファンド形成を目指しています。
この新しいファンドが、どのようにして日本のスタートアップシーンに影響を及ぼすか、非常に楽しみです。