グラミン日本が開催したネットワーク会合の全貌
一般社団法人グラミン日本は、2026年7月1日と2日、東京都南砂町で同法人が推進する休眠預金等活用事業の実行団体が集まる「ネットワーク会合」を開催しました。この会合は、全国の実行団体が一堂に会し、情報交換を行う場として設けられました。グラミン日本は、これまで3期にわたる休眠預金事業を通じて、デジタルスキル研修や起業支援など多様な支援モデルを展開してきました。
プログラムの背景と目的
本会合の目的は、実行団体間での信頼関係を構築し、各団体が抱える課題を共有・解決することです。基盤の強化を図るために、より広範囲な助け合いを目指しました。合計10団体が参加し、様々な議論を通じて新たな連携の可能性を探りました。
DAY1:各団体の課題共有セッション
初日のプログラムでは、各団体が直面している課題を共有するためのグループディスカッションが行われました。参加者は、運営のプログラム、組織基盤、事業継続戦略に関する3つのテーブルに分かれて、ワールドカフェ形式で意見交換を行いました。グラミン日本の理事、中川が示した支援の基本設計に基づき、経済的自主性を持つための効果的なアプローチが話し合われました。
参加者の一人である上村あかねは、実際の経験を交えて、離婚後の生活やデジタルスキル講座、そしてBPO事業に携わるまでの成長過程を発表しました。彼女は自らの経験を活かしたサポートが重要であると力説し、参加者たちに大きなインスピレーションを与えました。
DAY2:新しい働き方とコミュニティの展望
2日目には「AI時代の新しい働き方」がテーマにしたセッションが行われ、世界経済フォーラムのレポートを基に、今後の労働市場における新たな役割が議論されました。AIが仕事の配置をどう変化させるか、そしてどのように新しい価値を生むかについて具体例が紹介されました。
実行団体からも、実践的な取り組み事例が発表され、地域での共創や伴走支援の仕組みが詳細に語られました。特に沖縄県の株式会社うむさんラボによる「沖縄親子まつり」などのイベントは、実行団体が持つネットワークの力を活かした成功事例として、多くの耳目を引きました。
最終セッションでは、休眠預金業務終了後の連携の重要性について話し合い、協同組合の設立提案が提出されました。連携の強化に向けて、月一回のオンライン懇談会を通じ、情報やノウハウの共有を進める方針が示されました。
今後のビジョン
グラミン日本は、今回のネットワーク会合を通じて得られた信頼関係とアイデアを大切にし、地域に根ざしたシングルマザーやひとり親家庭への支援を続けていく考えです。これからも、実行団体と共に活動を広げていく所存であり、皆が持つ可能性を最大限に引き出す取り組みに邁進します。
詳細なネットワーク会合のレポートは、
こちらからご覧いただけます。また、活動情報は休眠預金事業特設サイトでも随時発信しています。ぜひご注目ください。