VALUE DESIGN SUMMIT 2024
2024-11-14 17:36:55

生成AI時代のビジネス変革:VALUE DESIGN SUMMIT 2024で探る未来戦略

生成AI時代のビジネス変革:VALUE DESIGN SUMMIT 2024が示す未来戦略



2024年11月29日、株式会社NEWh主催のオンラインカンファレンス「VALUE DESIGN SUMMIT 2024」が開催されました。本カンファレンスでは、生成AIがビジネスにもたらす変革をテーマに、各業界をリードする企業のトップランナーたちが、最先端技術の活用戦略や未来ビジョンについて講演を行いました。

多様な業界における生成AI活用:東芝の取り組み

東芝の上席常務執行役員である岡田俊輔氏は、エネルギー、社会インフラ、半導体、デジタルソリューションなど多様な事業を展開する同社における生成AIの活用事例を紹介しました。2030年には世界で約20兆円規模に成長すると予測される生成AI市場において、東芝は全社を挙げてスピード感を持ってAI導入を進めています。講演では、その具体的な取り組みや仕組みが詳細に解説されました。

AIエージェントが変革するビジネス:ブレインパッドの視点

株式会社ブレインパッドからは、執行役員CMOの近藤嘉恒氏と、アナリティクスコンサルティングユニットマネージャーの辻陽行氏が登壇。AIエージェントは単なる業務効率化ツールではなく、ビジネスプロセスそのものを変革する可能性を秘めていると指摘しました。両氏は、AIと人間の協働がもたらす可能性と課題について、技術面と実務面の両面から詳細な分析を行いました。

銀行とデザインの未来:三井住友銀行の取り組み

三井住友銀行のリテールIT戦略部長である中村裕信氏と、株式会社コンセント代表取締役社長の長谷川敦士氏は、三井住友銀行のデザインチームの取り組みを紹介。2016年に発足した同チームは、当初は自社プロダクト開発に注力していましたが、現在はグループ企業全体へと活動範囲を広げ、金融業界におけるデザインの重要性を示しました。

AIとロボティクスが拓く未来:Jizaiの挑戦

株式会社Jizaiの代表取締役CEOである石川佑樹氏は、少子高齢化という社会問題へのAIとロボティクスの活用について講演。メルカリでの生成AI担当役員を経て、2024年7月にJizaiを設立した石川氏は、AIとロボットを活用した生産性向上や社会課題解決への具体的なアプローチと可能性を示しました。

3Dデータの民主化:bestatのクラウドサービス

bestat株式会社代表取締役の松田尚子氏は、同社が開発した3Dデータ生成クラウドサービス「3D.Core」を紹介しました。デジタルツイン実現に不可欠な3Dデータ生成における課題を解決し、製造、建設、インフラ業界の現場負担軽減や自動化に貢献する同サービスは、デジタルツイン普及を加速する可能性を秘めています。

VALUE DESIGN SUMMIT 2024:未来への展望

「VALUE DESIGN SUMMIT 2024」は、生成AIがもたらす未来像を共有し、企業の成長戦略に役立つ具体的なインスピレーションを提供する場となりました。各講演では、企業におけるAI活用の成功事例や、トップリーダーによる具体的な戦略が紹介され、参加者にとって貴重な学びの機会となりました。アーカイブ配信も予定されているため、見逃した方も後日視聴可能です。

NEWh:イノベーションを推進する企業

本カンファレンスを開催したNEWhは、大企業の新規事業開発に特化したイノベーションデザイン&スタジオです。独自のフレームワークとプロセスにより、アイデア創出からプロダクト開発までを一貫して支援し、未来と顧客から選ばれる事業・サービスの実現を支援しています。


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会社情報

会社名
株式会社NEWh
住所
東京都千代田区大手町1-6-1大手町ビルB1
電話番号

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