ベクター・ジャパンが新たに車両診断ツールを発表
2023年12月18日、ドイツのシュツットガルトで、Vector Informatik GmbH(ベクター)が新しい診断ツール「vInspect」をリリースしました。このツールは、車両コンポーネント向けに設計されており、迅速な導入と柔軟なカスタマイズ性を実現しています。これにより、メーカーやサービス事業者はコストを大幅に削減しながら、従来の標準ツールや高額なカスタム開発の間のギャップを埋めることができるのです。
vInspectは、高いカスタマイズ性を持つプラットフォームを基盤に、最新のWeb技術を採用しており、企業のブランドアイデンティティに合わせたユーザーインターフェイスを自由に設定可能です。これにより、ユーザーは自社のニーズにぴったりと合った診断やソフトウェアアップデートを作成できます。特に重要なのは、このツールを使用することで高額な内製開発コストを回避できる点です。
全国の車両コンポーネントメーカーやサービス事業者をターゲットにしており、このソリューションは駆動コンポーネント、バッテリー、照明システム、ヒーター、冷却システム、ポンプなど様々な車両コンポーネントに対応しています。さらに、D-PDU API(ISO 22900-2)やPass-Thru(SAE J2534)に基づく既存の通信ハードウェア(VCI)を再利用することができるため、初期投資を削減し、より効率的な業務運営が実現可能です。
vInspectのユーザーインターフェイスは、自由にダッシュボードやウィジェットをカスタマイズできるため、各事業者が自身のビジネススタイルに合った運用が行えます。さらに、設定の配布はクラウド経由で自動化されており、多くのユーザーを抱えるサービス事業者にも適した設計となっています。
自動検出機能により、vInspectは特定された車両コンポーネントに基づいて迅速に設定を調整し、オンラインとオフラインの両方で便利に利用できます。また、柔軟な権限管理機能も搭載されており、技術者の業務に応じてアクセス権や役割を制御でき、安全性を高めています。
ベクター・ジャパンについて
Vector Informatik GmbHは、ソフトウェア・デファインド・システム(SDS)の開発及びネットワーク化のためのソリューションを提供する業界のリーディングカンパニーであり、35年以上にわたり世界中のメーカー及びサプライヤーをサポートしています。自動車分野を中心に、医療技術、IoT、鉄道、航空宇宙といった多岐にわたる分野で、ベクターのソリューションが活用されています。
3550人以上の従業員を擁し、2024年には10億ユーロを超える売上を目指しています。本社はドイツのシュツットガルトにあり、世界中に32拠点を展開しています。最新の技術力と、顧客やパートナー企業との強力なコラボレーションを駆使し、複雑な問題をシンプルにし、将来を見据えた革新を可能にするカスタマイズされたソリューションを提供しています。
ベクターに興味のある方は、公式Webサイトを訪れるか、メディアに関する問い合わせを行ってみてください。公式プレスリリースもこちらから確認できます。