田園調布に新たな魅力が誕生!欧米型タウンハウス式住宅地「3C」が竣工
ボウクス株式会社は、2024年7月4日、東京都大田区田園調布に、タウンハウス式の欧米型住宅地「Cedar Creek Community(略称:3C)」を竣工しました。
「3C」は、緑豊かな自然環境に囲まれながら都心の利便性を享受できるロケーションに誕生した、全2棟8戸のプロジェクトです。アメリカ式の住宅地開発理論である「Traditional Neighborhood Development(TND理論)」を徹底的に踏襲した、日本初の住宅地開発となっています。
「3C」の由来と目指すもの
「3C」の名称は、かつて杉林が広がり、人々が采薪し暖をとっていた歴史、そして多摩川の豊かな水系を成す土地である田園調布の歴史文化を継承し伝えるという想いを込めて名付けられました。「Cedar(杉)」、「Creek(渓谷)」、「Community(コミュニティ)」の3つのCが、この住宅地のコンセプトを表しています。
「3C」は、単なる住宅地ではなく、人々が集い、共に生活し、地域社会を形成する「コミュニティ」を目指しています。アメリカの住宅地開発理論「TND理論」は、都市環境の向上だけでなく、住宅地を資産として価値あるものにすることを目的としています。この理論は、世界最大の住宅産業を誇るアメリカで実践され続けており、住宅の価値を長期的に維持向上させる効果が実証されています。
日本の住宅事情とアメリカの住宅事情
日本では、木造住宅は税法上20年余りで建物の価値が償却されるため、多くは空き家状態や取り壊しといった終焉を迎えます。修繕やリフォームに対する評価基準が確立されていないことも、住宅が資産形成には至らず「消費」という形で消えていく原因となっています。
一方、アメリカでは住宅価値が「マーケットの需要と供給」に基づいて決まります。新築中古に関わらず、デザイン・状態・場所・景観などが需要の指標を満たす限り、その住宅には価値があると評価されます。そのため人々は住宅を大切に扱い、修繕やリモデルを行なうなどして、その価値を自ら維持向上する努力を惜しみません。
「3C」が目指す「サステナブルな住環境」
「3C」は、アメリカの住宅地開発の成功事例を参考に、「真にサステナブルな住環境」を実現することを目指しています。TND理論に沿った計画と開発によって、将来世代にも受け継がれる、価値ある住宅地を目指しています。
「3C」の特徴
「3C」は、以下の特徴を備えています。
モデルタウン「ケントランズ」: アメリカ・メリーランド州の住宅地「Kentlands」をモデルタウンとし、伝統的な住宅様式と豊かなストリートビューを再現しています。
時代を超えて“需要” を証明し続ける、クラシックデザインの採用: 住戸の内外装から、住宅地全体の景観に至るまで、伝統的なクラシックデザインを採用しています。
タウンハウスという戸建住宅の新しい選択肢: アメリカの伝統的な建築スタイルである「タウンハウス式」を採用することで、高価格帯で知られる田園調布エリアでも、広々とした豊かなランドスケープを共有できる住環境を実現しました。
土地の歴史を重んじた、ランドスケープデザイン: この土地に元々あった古井戸をそのまま使用し、池と滝を設けたランドスケープデザインは、自然と調和した住環境を創出しています。
*
利便性と住み心地を両立する、田園調布の豊かなロケーション: 東急東横線田園調布駅より徒歩10分というアクセス抜群の立地でありながら、緑豊かで閑静な街並みが広がる、子育て世帯にもおすすめの環境です。
「3C」が実現する豊かな暮らし
「3C」は、単なる住宅地ではなく、人々が集い、共に生活し、地域社会を形成する「コミュニティ」を目指しています。アメリカで培われた「サステナブルな住環境」の理念を日本に導入することで、住む人にとって長く快適で、資産価値の高い住まいを提供します。
ボウクス株式会社について
ボウクス株式会社は、タイルをはじめとした建築資材の販売から、空間デザインの提案・建築工事まで、住環境に関わる多様なサービスを提供しています。特にタイルや石材、レンガなどの意匠材への知見は深く、素材選定から施工方法、デザインに至るまで、高い専門性を有しています。
ボウクス株式会社は、「次世代へつなぐ住環境をつくる」というビジョンのもと、これからも革新的な住宅開発に挑戦し続けていきます。