ダイナミックマッププラットフォームと大阪ガスが自動運転推進に向けMOUを締結

ダイナミックマッププラットフォームと大阪ガス、MOU締結で自動運転推進

2025年度を見据え、ダイナミックマッププラットフォーム株式会社（以下、当社）と大阪ガス株式会社（以下、大阪ガス）は、物流自動化に向けた基本合意書（MOU）を締結しました。この取り組みは、全国的なドライバー不足という社会的な課題に対処するため、両社が協力し、自動運転車両を大阪ガスのエネルギー事業に導入することを目指しています。

MOUの背景

現在、産業界ではドライバー不足が深刻化しており、自動運転の導入が急務となっています。特に、高速道路では政府主導で実証実験が進められていますが、民間事業者による自動運転の適用に関しては技術や安全性の課題も残されています。そのため、MOUの締結により、当社と大阪ガスが協力してこれらの問題に立ち向かうことが重要です。

今後の取り組み

本MOUに基づき、当社はこれまでに構築した技術やノウハウを活用し、大阪ガス関連施設内およびその周辺の一般道において自動運転車両の実装に向けた行動を進めます。具体的には、動的なダイナミックマップ情報を配信するシステムを構築し、現場の状況に応じた最適な自動運転サービスを提供することを計画しています。さらに、顧客のシステムとの連携も強化し、実運用に即した形での業務効率化を目指します。

ダイナミックマップとは

ダイナミックマップとは、リアルタイムの情報を基に4層に分類された地図データベースの概念で、車線情報や路面情報などを含む高精度3次元地図を提供しています。当社は、自動運転やADAS（先進運転支援システム）など、多様な産業に向けてこれらの高精度データを提供しており、各業界のイノベーションをサポートしています。