「優雅に泳ぐ金魚たち」黒川絵里奈切り絵展
阪神梅田本店の8階に位置するアートギャラリー「ハローカルチャー」で、独特な切り絵作品の数々が展示される個展が開催されます。その名も「優雅に泳ぐ金魚たち」。本展は、北海道・札幌で活躍する切り絵作家、黒川絵里奈の魅惑的な作品を体感できる貴重な機会です。
作品について
古来より日本の文化に深く根ざしている金魚。室町時代に中国から日本に伝来し、それ以来、人々に愛され続けてきました。黒川はその金魚の愛らしさを巧みに切り絵で表現し、見るものを魅了します。展示される作品の中には、金魚たちが水面を優雅に舞う姿や、周囲の花とのコントラストが楽しめる作品が揃っています。
特に注目したいのは以下の作品群です:
- - 「夏の睡蓮鉢」(33×33cm、93,500円)
- - 「花手水」(50×50cm、176,000円)
- - 「朧月夜」(50×50cm、176,000円)
- - 「夜半の月」(50×30cm、88,000円)
(いずれも消費税込み)
これらの作品は、色彩の美しさだけでなく、影を利用した表現にも特長があります。水面に映る影や、風に揺れる水草などの情景が、切り絵の奥行き感を与え、鑑賞者を幻想的な世界へといざないます。
作家のプロフィール
黒川絵里奈は小樽商科大学を卒業後、札幌市教育文化会館でのアートプロジェクトに参加し、人形制作や影絵制作を学びました。2012年以降、舞台影絵や観賞用の切り絵制作を始め、多くの個展を開催。コンサート、舞台、テレビCMでの影絵制作にも関わり、活躍の幅を広げています。
開催情報
- - 開催期間: 2025年7月30日(水)から8月5日(火)
※最終日は午後5時まで。
- - 作家在廊予定: 8月2日(土)11時~18時、8月3日(日)11時~15時
(都合により変更の可能性があります)
本展では、黒川絵里奈の多彩で繊細な切り絵の世界を余すことなく堪能できます。彼女の作品を通じて、金魚が持つ夢幻的な美しさや、自然との調和を感じ取ってください。また、詳細については、
美術散歩の公式サイトでもご確認できます。
アートを身近に感じる貴重な機会、多くの方のご来場をお待ちしております。