エルプフィルハーモニー新シーズン
2016-04-19 11:00:02
エルプフィルハーモニー・ハンブルク、新シーズン音楽プログラム発表
エルプフィルハーモニー・ハンブルクの2016-2017年シーズンがスタート
2017年1月11日に正式オープンを迎えるエルプフィルハーモニー・ハンブルク(愛称:エルフィ)が、次の音楽シーズンのプログラム発表を行いました。この新しい文化施設は、ハンブルクの港に位置し、ユネスコ世界遺産の倉庫街シュパイヒャーシュタットに隣接しています。独特の建築様式で知られるエルフィは、スイスの建築家ユニット、ヘルツォーク&ド・ムーロンの設計によるものです。
音楽の祭典、待望のこけら落とし
エルフィのグランドオープンを祝うこけら落としコンサートは、NDRエルプフィルハーモニー・オーケストラの演奏によって行われ、著名な指揮者トマス・ヘンゲルブロックが指揮をとります。この特別なイベントは、エルフィのオープン初日とその翌日、2日間の公演で構成されています。その後の5カ月間にわたり、クラシック音楽や現代音楽、ジャズ、ワールドミュージックなど、多彩なジャンルの音楽イベントが約束されています。
地元の音楽団体と連携
エルフィのプログラムは、ハンブルクの音楽界を代表する様々な団体との協力により実現されています。特に、NDRエルプフィルハーモニー・オーケストラやハンブルク州立フィルハーモニー管弦楽団、ハンブルク交響楽団は、共にエルフィを本拠地として多彩なコンサートを展開します。また、ドイツ室内フィルハーモニー管弦楽団もエルフィとライスハレの両会場で演奏を行う予定です。
世界の名団体を迎えて
2016-2017年シーズンでは、シカゴやロンドン、ミラノ、ウィーンなどの著名オーケストラがハンブルクに招かれることになっています。これにより、エルフィは国内外の一流音楽家たちが集う場として、さらなる魅力を放つことになるでしょう。
「すべての人に開かれたコンサートホール」で
「Concert Hall for Everyone」という理念のもと、エルプフィルハーモニーは、幅広い音楽好きをターゲットに誰にでも楽しめるよう、多彩なプログラムを考案しています。オープンから6カ月の間に、リサイタルホールで約100回、グランドホールで200回以上のコンサートが予定されており、合わせて様々な層のお客様を迎え入れます。また、シーズン中にはお手頃価格のチケットを用意して、多くの人々に高品質な音楽を提供する機会を増やします。
地元市長と監督の期待
ハンブルク市のオーラフ・ショルツ市長は、エルフィが市の中心に位置することで、地域の魅力を高め、新しい芸術の拠点になると語っています。また、エルフィ総監督兼芸術監督のクリストフ・リーベンゾイターも、オープニング・フェスティバルに向けた期待を寄せ、優れた音楽家たちとの共演が実現することを心待ちにしています。
チケット情報
2016-2017年のシーズンチケットは、2016年4月11日から予約受付を開始します。エルフィのこけら落としコンサートの入場券については、抽選方式での申込みが必要となります。具体的な情報やチケットの予約方法は、公式ウェブサイト(https://www.elbphilharmonie.de/en/)を参照してください。音楽の名演を楽しむ機会が広がる、新たな音楽の拠点エルプフィルハーモニー・ハンブルクが開幕します。
会社情報
- 会社名
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エルプフィルハーモニー・ハンブルク
- 住所
- 20355 Hamburg Germany
- 電話番号
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