光の展覧会
2024-09-19 21:42:17

光に魅せられた現代作家の共演 青木野枝と三嶋りつ惠の展覧会

展覧会の魅力:光が現代アートに降り注ぐ



東京都庭園美術館での注目の展覧会が、現代美術の第一線で活躍する二人の作家、青木野枝と三嶋りつ惠の作品を特集しています。2024年11月30日から2025年2月16日までの期間中、訪れる人々は彼らの作品とともに、さまざまな光の表現に出会えることでしょう。

さまざまな光との邂逅


この展覧会は、「そこに光が降りてくる」というテーマの下、二人の作品が旧朝香宮邸内のアール・デコの装飾空間を照らし出します。降り注ぐ太陽の光や、月明かりといった自然界の光に加え、彼女たちの作品にはそれぞれ異なる形で光が組み込まれており、訪れた人々には新たな視点を提供します。

青木野枝は、鉄を使った彫刻で空間に線を描き出し、素材が持つ本来の美しさを引き出します。三嶋りつ惠は、無色透明なガラスを用いて光の変化を表現し、身の回りにある光の特性を見事に捉えています。二人の作品は、旧朝香宮邸の装飾と共鳴し、まるで対話をしているかのような印象を与えます。

展覧会の見どころ


この展覧会にはいくつかの見どころがあります。まず、両作家が特別に準備した大型インスタレーションは、その圧倒的なスケールと共に、観衆の心を惹きつけます。日中は自然光に照らされ、夕暮れには温かな照明が点灯することで、作品の表情は時間や季節によって変化します。

また、古美術を取り入れた朝香宮邸の装飾空間では、鉄とガラスという素材を通して時代を超える対話が生まれることでしょう。以前のフランスのアール・デコの影響を受けた装飾美と、現代のアートのコラボレーションは、観る者に新たな感覚を提供します。

作家の視点


展覧会では、青木と三嶋の新作を含む作品が展示され、彼女たちの創作の過程についてのインタビュー映像や資料も公開されます。これにより、来館者は作家の思考や感性に深く触れることができるでしょう。また、今年の各種関連プログラムも用意しており、作家とのトークセッションや哲学対話、視覚を超えた体験を通じて、光に対する理解を深められる機会があります。

アーティストトークと関連プログラム


展覧会中には、青木と三嶋自身によるアーティストトークが2月15日に予定されています。ここでは自身の作品について率直に語り合う機会が設けられており、来場者にとって貴重な経験となるでしょう。また、ギャラリートークや「さわ会」といった体験プログラムも用意されており、より深い理解を得られる機会が提供されています。

参加の予約について


本展は事前予約制となっていますので、訪れる際はオンラインでの予約をお忘れなく。また、展覧会を通じて、影響を受けた作家の作品を鑑賞できるこの機会を逃さないようにしましょう。

この冬、光とアートの世界に浸りながら、カラフルな冬の日々を体験してみてはいかがでしょうか。東京都庭園美術館で、あなたの心を照らす作品に出会えることを願っています。


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会社情報

会社名
公益財団法人東京都歴史文化財団
住所
東京都千代田区九段北4-1-28 九段ファーストプレイス8階
電話番号
03-6256-9967

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