神奈川県横須賀で「マイナビJapanCup Yokosuka」が開催
2023年9月26日から29日、神奈川県横須賀市のうみかぜ公園で、BMXフリースタイルの「マイナビJapanCup Yokosuka」が開催されました。この大会は、一般社団法人全日本フリースタイルBMX連盟(JFBF)が主催し、国際自転車競技連合(UCI)が認定したC1カテゴリーの大会です。今回はフリースタイル・パークとフラットランドの2種目が行われ、競技には多くの観客が集まりました。
大会の概要
28日(土)にはエリートカテゴリーにおいて試合が行われ、たくさんの方々が会場を訪れましたが、27日(金)には天候不良のため大会が中止されました。最終日となる29日(日)には強風の影響で一部の試合が中止となり、28日(土)の予選結果が最終順位となりました。
大会には、国際的な大会で活躍する選手たちが参加し、フリースタイル・パークとフラットランドでそれぞれ13カテゴリーと10カテゴリーが設定されました。この中には、BMX界の新星から実力派のベテラン選手まで多彩なメンバーが揃い、競技はハイレベルな戦いとなりました。
競技のハイライト
特に盛り上がりを見せたのは28日(土)に行われた男女エリート部門です。男子エリート部門には、日本のトップ選手と韓国からの選手を含む16名が参戦。その中でも中村輪夢選手が圧巻のパフォーマンスで見事に優勝を果たし、昨年の横須賀大会に続く連覇となりました。
女子エリート部門でも、内藤寧々選手や山本結花選手らが安定した競技を披露しましたが、小澤美晴選手がその実力を存分に発揮して見事優勝しました。
フラットランドエリート部門では男子、女子それぞれの部門で次世代の若手選手とベテラン選手が熱戦を繰り広げ、男子は片桐悠選手が、女子は吉村想花選手がそれぞれ優勝を飾りました。
選手たちのコメント
大会の雰囲気や選手たちの思いを知るために、エリート部門優勝者たちのコメントもご紹介します。
- - 中村輪夢(男子エリート):「海外の試合以上に自分の力が出せたと実感しており、嬉しい結果になりました。」
- - 小澤美晴(女子エリート):「名古屋大会に続いて優勝できてとても幸せです。全てのスキルを発揮できました。」
- - 片桐悠(フラットランド男子エリート):「このような強豪が多い中で勝てたことが嬉しいです。」
- - 吉村想花(フラットランド女子エリート):「ミスなくトリックを決めれたことが勝因です。」
結びに
「マイナビJapanCup Yokosuka」は多くのファンと選手の情熱が集まった素晴らしいイベントとなりました。今後ますますBMXの人気が高まることが期待されます。この大会を通じて、選手たちはさらなる飛躍を目指し、来るべき大会に向けて準備を進めることでしょう。詳しい結果については、公式サイトをご覧ください。