生活時間と価値観を探る！マイボイスコムの調査結果

生活と価値観に関する新たな視点

マイボイスコム株式会社が実施した『暮らしと価値観』に関する調査により、私たちの時間の使い方や商品選定時の行動について興味深い結果が明らかになりました。調査は2025年9月1日から7日の期間に行われ、総計11,468名の回答を集めました。以下にその概要をお伝えします。

1. 時間の使い方に関する傾向

質問内容は、普段の生活での時間の使い方についてでした。「流れ重視（臨機応変タイプ）」と答えたのは32.5％で、これは最も多い割合を占めています。次いで「計画重視（きっちりタイプ）」が21.8％、そして「気分重視（気ままタイプ）」が16.1％という結果でした。この傾向から、臨機応変に時間を使うことに価値を見出す人が多いことが示唆されています。

特に、70代女性の「流れ重視」タイプの比率が高く、30代から40代男性、または10代から30代の女性では割合が低くなっています。「気分重視」は10代から30代の女性で特に顕著であり、若年層の間で気ままな時間の過ごし方が浸透していることがわかります。

2. 商品・サービス選定時の行動

商品やサービスを選ぶ際の行動については、約8％の人が「ほとんど迷わず、その場ですぐに決める」と回答。一方で、44.5％は「気になるものを比べて比較的早めに決める」、39.1％は「情報を集めてじっくり比較してから決める」と答えています。このことから、多くの人が比較的慎重に選ぶことがわかります。

また、効率を重視する傾向のある人々は「比較的早めに決める」割合が高く、ゆとり重視の人々は「なかなか決めない」といった特性が見られました。

3. 他人の意見の参考度

商品・サービス選定において、「自分で判断することが多い」と回答したのは26.2％である一方、「他人の意見も参考にする」とした人は58.1％にも上ります。この結果からも、特に女性50代以上の層において他人のフィードバックを大切にしている姿勢が見て取れます。若年層では「自分で判断する」傾向が低いことから、コミュニティとのつながりを重視する傾向があると考えられます。

4. 新しいものを取り入れる行動

新しい商品やトレンドを取り入れる方法については、「一般的に普及してから取り入れる」と回答した人が36.9％に達しました。「他の人の評判を見聞きしてから」が27.2％、早めに試すのは2.4％という結果です。なんと、若い世代は「他の人の反応」を重視する傾向が強く、これは今後のマーケティング戦略にも影響を与えるでしょう。

まとめ

調査の結果、私たちのライフスタイルや時間の使い方、そして商品選定の際の行動には明確な傾向が見えています。特に、年齢や性別によって異なる選好があり、それを理解することが今後の消費市場の動向に影響を与えるはずです。これらの情報を基に、より良いライフスタイルを見つけていくことができれば嬉しいですね。

調査結果の詳細については、こちらから確認できます。