第16回全日本学生ライフセービング・プール競技選手権大会
2025年2月15日(土)から16日(日)の二日間にわたり、日環アリーナ栃木(宇都宮市)で「第16回全日本学生ライフセービング・プール競技選手権大会」が開催されます。この大会は、公益財団法人日本ライフセービング協会(JLA)が主催し、全国から43チーム、529名の選手が集まる大規模なイベントです。
大会の概要と目的
本大会は、学生アスリートたちの救助技術を向上させ、競技人口の拡大を目指しています。特に注目すべきは、心肺蘇生法の実技評価である「BLSアセスメント」が全チームの必須種目となっている点です。これにより、参加者一人一人が救命救助のプロフェッショナルとしての意識を高めることが期待されています。
BLSアセスメントの必須化
全参加チームから抽選で選出された2人1組が、実際の救助現場に即した形で評価を受けます。この実践的なアプローチにより、チーム全体の技術水準を向上させることを目指しています。これによって、より多くの学生が救助技術を身につけ、将来にわたって活躍できる場が広がることを期待しています。
参加の幅を広げる取り組み
大会は大学生だけでなく、中学生や高校生、さらには一般参加者にもオープンです。併催される「プール競技記録会2024」では、JLA加盟団体以外からの参加も認めており、自由なチーム編成が実現します。また、同一団体からの複数チーム参加も可能で、これにより競技機会をさらに増加させ、ライフセービング競技の普及を図ります。
競技内容
学生選手権では、14種目の個人競技と10種目のチーム競技、特別種目も含めた多様な競技が行われます。併催の記録会では、6種目の個人競技と5種目のチーム競技が実施され、幅広い年齢層に参加機会が提供されます。
ソニー生命保険株式会社との提携
ソニー生命保険株式会社は「水辺の事故ゼロ」というJLAの理念を支援しており、教育やスポーツを通じた事故防止と安全啓発の活動にも深く関与しています。2021年からはライフプランニング授業を行い、若年層の成長をサポートする取り組みを進めています。こうした活動を通じて、ソニー生命は「人生の伴走者」として信頼される存在となることを目指しています。
結論
「第16回全日本学生ライフセービング・プール競技選手権大会」は、学生アスリートたちが集い、技術を磨き合う貴重な機会です。この大会を通じて、ライフセービングの技術向上と競技人口拡大が実現し、未来のライフセーバーたちに新たな道を開くことを期待しています。詳細情報は
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