TEKO DESIGNの新作収納家具「KaKuKo」がグッドデザイン賞受賞の快挙

TEKO DESIGNの新たな風 ― 「KaKuKo」が受賞

ダイシン工業株式会社のtoCブランド「TEKO DESIGN」が、クリエイティブユニットTENTとのコラボレーションにより開発した収納家具「KaKuKo」が、2024年度のグッドデザイン賞を受賞しました。この受賞は、デザインの美しさだけでなく、使用する環境や利便性を考慮した結果の賜物です。さらに審査員セレクション「私の選んだ一品」にも選出され、この特別な家具は10月16日から10月29日まで、東京のGOOD DESIGN Marunouchiで特別展示されることが決まっています。

「KaKuKo」のコンセプト

「KaKuKo」は、「見せたいもの」と「隠したいもの」を一つの収納で実現することを目指してデザインされました。この家具は、オフィス用キャビネットの製造における長年の経験を活かし、引き出しを一段だけにしながらも、耐荷重性能を確保。これにより、実用性とデザイン性が両立した新しい収納システムが誕生しました。

デザインの特徴

1. 飾り棚としての機能
- KaKuKoの天面は、アクセサリーや小物を飾る棚としても利用可能で、重いものも傷むことなく置ける堅牢な作り。

2. 自由な組み合わせ
- サイズや向きを自由に積み重ねることができ、多様な生活スタイルにフィットします。

3. 美しいシルエット
- ハンドルを省いたデザインにより、閉じた時には「ましかく」に見えるスタイリッシュな形状が実現。

評価と受賞理由

審査員たちからは、スチール製の冷たい印象を払拭し、温かみのあるカラースキームと高度な技術力が結びついているとの評価を受けました。特に小口が見えるシャープなデザインが印象的だとされ、機能美とデザインの両方を持つ製品として評価されました。このような仕上がりは、デザイナーと技術者の協力の賜物であることも伺えます。