SmartRydeがMKグループと提携しEVタクシーサービスを開始

SmartRydeとMKグループ、EVタクシーサービスを開始

株式会社SmartRydeは、2024年7月にエムケイ株式会社との提携を発表し、EV車両を用いた送迎サービスを一部区間で展開することを明らかにしました。これまでSmartRydeはMKグループと連携し、主要空港において空港送迎サービスを提供してきました。

1. EVサービスの背景

この新たな取り組みは、両社が掲げるSDGs目標から生まれたものであり、京都MKは2030年までに全車をゼロ・エミッション・ビークル（ZEV）にすることを目指しています。一方、SmartRydeも2030年までにプラットフォームで取り扱う車両を全てEV化することを目指しています。これにより、日本国内でのEVタクシーやハイヤーの普及が期待されています。

2. 具体的な運行について

新たに提供されるEV車両指定サービスは、関西国際空港から京都市内、または伊丹空港から京都市内の部区間で実施されます。これにより、環境負荷を低減しながら、快適な移動サービスを提供することが可能となります。具体的なEV車種の一例として、ヒョンデ・アイオニック5（IONIQ5）が挙げられています。

3. 企業のコメント

エムケイ株式会社の代表取締役、前川博司氏は、次のように述べています。「MKグループは全国の主要空港で空港送迎タクシーやハイヤーを運行しており、SmartRyde様と連携して多くの訪日外国人のお客様の送迎を行っています。脱炭素に貢献するため、2030年までに全車をZEV化する目標を掲げている中で、SmartRyde様との協業は大変重要な意味を持ちます。」

また、SmartRydeの代表取締役、木村聡太氏も「海外の取引先からエコフレンドリーなサービスのニーズが高まっており、MKグループ様のSDGs活動と我々の目標が一致していることを嬉しく思います。この新サービスを通じて、多くのお客様にEV車両をご利用いただけるよう、積極的に取り組んでいきたいです。」とコメントしています。

4. 持続可能な未来に向けて

SmartRydeとMKグループの新たな取り組みは、単なるサービス提供に留まらず、日本全体におけるEVタクシーの認知と普及を目指しています。環境に優しい移動手段の選択肢が増えることにより、訪日外国人を含む多くの人々に持続可能な移動体験を提供できるでしょう。今後のサービス展開にもぜひ注目してください。

公式サイト： MKグループのSDGsの取り組み
公式サイト： SmartRydeのSDGs目標