愛知県豊橋市における『ヨンデミー』の全校実証実験開始

愛知県豊橋市で『ヨンデミー』が全校導入へ

子どもたちが読書に親しむためのオンラインプラットフォーム『ヨンデミー』を開発・運営している株式会社Yondemyが、愛知県豊橋市立豊小学校での全校導入に向けた実証実験を開始します。この実験は2025年11月から本格的に始まり、子どもたちの読解力や学力向上を目指しています。

2025年9月には3年生のクラスで先行導入がスタートしました。その結果、実施から1ヶ月で63%の児童が自主的に利用し、742件の感想記録が投稿されています。このデータは、読書習慣の形成に好影響を与えていることを示しています。

先行導入の成果

実証実験は、6月に行われた津田小学校での成果に続くものです。津田小学校では、導入からわずか1ヶ月で児童一人あたりの読書量が全国平均の約2倍に達し、学校図書館の貸出冊数も前年同月比で2.4倍増加しました。このように、家庭で本を読まなかった児童の41%が急増した読書量を記録するなど、読書習慣の定着が確認されています。

『ヨンデミー』の機能と取り組み

豊橋市立豊小学校での実証実験では、アプリの機能も拡充され、子どもたちは図書館内での本の所在を簡単に確認できるようになりました。また、選書ラインナップも豊富にしており、児童が興味を持つジャンルが大幅に増加しています。全校導入が開始される11月からは、読書の楽しさを広げ、子どもたちが持つ新しい興味や関心を育むことを目指します。

教育の未来に向けた取り組み

Yondemyは、公教育機関や自治体との連携を強化し、「日本中の子どもたちへ、豊かな読書体験を届ける」というミッションのもと教育の未来を切り開いていきます。子どもたちは『ヨンデミー』を通じて、より多くの本と出会い、自発的な読書習慣を身につけることが期待されています。この取り組みが、子どもたちの教育と成長を支える一助となることを信じています。

今後の展望として、豊橋市立豊小学校での実証実験を通じて、その成功事例を全国に展開し、さらなる拡充を目指していく所存です。新たな教育の形を模索しながら、子どもたちにとっての「読書の楽しさ」を広げていければと思います。