株式会社クジラボは、教員向けのキャリア支援プログラムを通じて、教員のキャリア相談件数が累計1,000件を超えたことを発表しました。教育のオープン化をミッションとし、教員たちの悩みに寄り添った対応を行っています。これにより「先生を辞めるかどうか」といった二者択一からの脱却を図っています。
クジラボは2023年にこのプログラムを開始し、以降、多くの教員から「教員の仕事が好きだけれども、将来が不安だ」といった声が上がっています。実際、パーソル総合研究所の調査では、約20%の教員が仕事に対するやりがいがないと感じており、特に20代の教員ではその割合が31.4%に達しています。このように教員は、教職を続けるかどうかの選択に悩んでいるケースが多いのです。
さらに、クジラボは教員のキャリア形成において、仲介的な役割を果たしています。卒業生の中には、非常勤講師としての副業を始めたり、自分のライフステージに応じて教員と民間企業間を行き来する事例も増えてきました。このようにキャリアの多様性を提供することで、教育現場に新しい風を吹き込むことを目指しています。
相談者の年代別データでは、20代が47.4%を占め、20代と30代を合わせると全体の80%以上に及んでいます。このことからも、多くの若い教員が自身のキャリアについて真剣に向き合っていることが見て取れます。
クジラボでは、実際の支援事例として、複数の教員から受講後の感想が寄せられています。例えば、中高一貫校の教諭Aさんは「教員としての在り方に納得感を持つことができ、生徒指導に役立てたい」と語っています。また、中学校教諭Bさんは、「教員の仕事が好きという気持ちを再確認し、将来的には学校と民間の架け橋になりたい」と、意欲的な姿勢を示しています。
これらの教員たちが感じている不安や悩みを取り除くことは、教育界全体の改革にも繋がります。クジラボの代表取締役である森實泰司氏は、教育のオープン化が子どもたちの未来を豊かにすると信じ、様々なキャリアを持つ人々が教育現場に関わることの重要性を述べています。
今後もクジラボは、教員のキャリアを設計するための無料相談やプログラムを提供し続け、多くの教員の生き方がより多様で、価値に満ちたものであるよう尽力していきます。公式ウェブサイトでは、無料キャリア相談の申し込みが可能です。
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クジラボの無料キャリア相談
株式会社クジラボは、教員のキャリア支援と多様な人が教育に関与する仕組み作りを進め、教育界に新たな地平を開く存在として、今後も注目されることでしょう。