中東・北アフリカ地域の女性の地位向上に向けた国際シンポジウムが開催されます
2016年12月12日、東京都品川区の品川プリンスホテルにおいて、「ドーヴィル・パートナーシップ」に関連した国際シンポジウムが開催されます。このシンポジウムは、中東・北アフリカ地域における女性の経済、社会、政治的役割の充実を図ることを目的としており、特に地域内外の専門家を招いて重要な話題が取り上げられます。
このシンポジウムは、G7の議長国としての日本が主導する取り組みの一環です。「ドーヴィル・パートナーシップ」は2011年に設立され、アラブ諸国における安定した民主的体制への移行や社会経済改革を推進するための枠組みとして機能しています。シンポジウムでは、中東・北アフリカ地域の女性たちの参画に関する現状や課題が焦点となります。
シンポジウムのプログラムは、次の二つのテーマに基づくパネル・ディスカッションから成り立っています。まず、地域各国における女性の主体的な取り組みについての発表と意見交換が行われ、次に、域内外の支援や関与の適切性についても議論されます。このように、専門的な視点からの多角的なアプローチが期待されています。
参加予定のスピーカーには、日本から鷹木恵子桜美林大学教授と中西久枝同志社大学教授がモデレーターを務め、他にもチュニジア、モロッコ、エジプト、ヨルダン、イエメンからそれぞれの専門家が参加します。これにより、各国の視点を反映した活発な意見交換が図られることでしょう。
申し込む際には、英語にて参加が必須となります。詳細は外務省の専用ページにて確認でき、参加の希望者は早めの申し込みが推奨されています。シンポジウムの開催が近づく中で、参加者にとって貴重なネットワーキングの機会ともなるでしょう。
この取り組みを通じて、中東・北アフリカ地域における女性の地位がさらに向上し、持続可能な社会への貢献が期待されています。国境を超えた協力が、地域の安定や繁栄にどのように寄与するのか、その成果が注目されます。
なお、参加希望者は外務省中東アフリカ局の担当者に連絡を取り、詳細情報を入手してください。この機会に、さまざまな視点からの意見が交わされることを心から期待します。
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