株式会社unbotとセプテーニ・ホールディングスが業務提携を発表

株式会社unbotとセプテーニ・ホールディングスの提携の全貌

2023年、東京都品川区に本社を構える株式会社unbotが、同じく東京都新宿区に本社を持つ株式会社セプテーニ・ホールディングスとの資本業務提携契約を結んだ。この提携は、両社の強みを組み合わせ、デジタルマーケティング領域に新たな価値を創出することを目的としている。

unbotの事業内容と強み

unbotは中国の上海と北京に運営拠点を持ち、中国市場向けのEC店舗運営支援やプロモーションを中心に展開している企業だ。また、日本のアニメや漫画、アイドルといったエンターテインメントの魅力を海外市場に発信するIPエンターテインメントコンテンツ事業にも力を入れている。これにより、unbotは、日本と中国をつなぐ架け橋的な役割を果たしている。

セプテーニ・ホールディングスのビジョン

一方、セプテーニ・ホールディングスは、デジタルマーケティングを中心に事業展開を行っており、その中で高成長・高還元の企業体を目指している。中期テーマ「フォーカス＆シナジー」のもと、既存事業の強化と、新たなパートナーシップを進めていくことを掲げており、今回の提携はその一環として位置づけられている。

提携によるシナジー効果

今回の業務提携を通じて、unbotの中国市場における専門知識とセプテーニの豊富なデジタルマーケティングのノウハウが融合する。これにより、TikTok Shopをはじめとするコマースマーケティング支援体制の強化や、訪日観光客に向けた日本企業のプロモーション支援体制の構築が進められる。また、越境ECの推進やIPを活用したコンテンツマーケティングの領域でも協力を深めていくことで、新たなビジネスモデルを生み出すことが期待される。