AI CROSSの原田典子CEOが関東IT健康保険組合の議員に就任

原田典子CEOが関東ITソフトウェア健康保険組合の議員に就任

AI CROSS株式会社の代表取締役CEOである原田典子氏が、2025年5月13日に開催された関東ITソフトウェア健康保険組合の選挙会で、同組合の「議員」に選出されたというニュースが発表されました。関東ITソフトウェア健康保険組合は、国内で最大級の健康保険組合の一つであり、約8,000の事業所が加入し、被保険者数は約39万人にも上っています。この組合は、情報サービス産業に従事する従業員やその家族の健康を守ることを目的に、さまざまな保健事業や福祉施設の運営を展開しています。

組合の重要性と原田氏の役割

議員会は同組合の最高意思決定機関と位置付けられており、原田氏の選出は業界の健康経営を推進するための重要な役割を担うことを意味します。彼女の選任によって、AI CROSSの活動はさらに一層、業界全体の健康な環境の維持に寄与することが期待されております。

原田典子氏は、その経歴からも注目を集めています。彼女は幼少時代をドイツで過ごし、慶應義塾大学を卒業後、ドイツ系ソフトウェア企業SAPに入社しました。テクニカルコンサルタントとしての経験を経て、システム開発スタートアップ企業に転職。その後、2000年にはアメリカに渡り、シアトルやニューヨークなどで約10年間にわたりネットビジネスやIT業界との提携に携わりました。

ニューヨークでは、富裕層をターゲットにしたワインビジネスを立ち上げ、その成功を収めた経歴も持っています。帰国後、AI技術を活用したメッセージングサービスやデータ分析サービスを提供し、2019年には東証グロース市場に上場。2021年にはCVCの設立を果たし、ベンチャー支援にも注力しているのです。さらに、EY Winning WomenファイナリストやForbes Japan Woman Awardの受賞歴もあり、その活動は多方面にわたり評価されています。

AI CROSSの事業内容

AI CROSS株式会社は、法人向けのメッセージングサービスとAIソリューションのプロバイダーとして活躍しています。主力サービスには、SMS配信サービス「絶対リーチ！SMS」や、RCS配信プラットフォーム「絶対リーチ！RCS」があり、これらのサービスを通じて、企業の業務効率化と顧客とのスムーズなコミュニケーションを実現しています。また、AI技術を活用したデータ分析サービス「Deep Predictor」も展開しており、クライアントのニーズに応じた価値ある情報の提供を行っています。

今後の展望

原田氏が関東ITソフトウェア健康保険組合の議員に就任したことにより、AI CROSS社は業界への貢献をさらに強化する機会となります。健康経営の重要性が高まる中、彼女のリーダーシップのもと、組合の活動が活性化され、従業員の健康保持や福祉の向上が期待されるでしょう。これからの取り組みへの注目が高まります。