AGAVE導入で業務効率化を実現した東亜電気工業
エレクトロニクス業界において長年実績を積んできた東亜電気工業株式会社が、サークレイスの『AGAVE』を導入したことが発表されました。このクラウド型の人事労務管理ツールは、特に海外給与計算業務に持つ課題を解消するものとして注目されています。AGAVEにより、煩雑な業務が効率化され、作業時間が約半分に削減されるという大きな成果を上げており、業務の標準化による属人化の解消も実現されています。
導入背景と課題
東亜電気工業は、国内外に拠点を持ち、さまざまな国でビジネスを展開しています。特に中国や東南アジア、欧米などに15か所の拠点を配置し、多国籍なチームを構築していますが、給与計算業務は長年Excelを用いて手作業で管理されており、多大な工数を要していました。この結果、パスワード設定ミスや誤送信などのヒューマンエラーが頻発し、業務が特定の担当者に依存してしまう事態が生じていました。
これらの課題を解決するために、東亜電気工業はAGAVEを導入することに決定しました。AGAVEの選定基準としては、視認性の良さと属人化しない設計が大きなポイントとなり、他社の運用事例を参考にしながら導入を進めました。
導入の効果
AGAVEの導入により、給与計算業務の作業時間は約50%削減され、業務の流れが可視化されるようになりました。具体的には、給与明細の作成や送信業務が一元的に管理されることで、従来のExcelでの繁雑な作業が必要なくなり、精神的な余裕が生まれました。また、業務がシステム化されることで担当者不在時でも他のメンバーが対応可能になり、心理的な負担も軽減されました。
さらに、従業員自身による明細の閲覧や計算根拠の確認ができるようになったことで、現地スタッフからの問い合わせにもスムーズに対応できるようになりました。
東亜電気工業の人事部が語る成果
『AGAVE 해외급여계산』の導入により、属人化していた海外給与業務が標準化され、誰でも対応できる体制が実現しました。従来の手作業に比べて、業務効率が劇的に向上しており、心理的なストレスも軽減されたと実感しています。これにより、今後の戦略的な取り組みにも注力できる時間的余裕が生まれました。また、AGAVEのAI機能を活用したさらなる業務の自動化にも期待を寄せています。
今後の展望
AGAVEを通じて効率化と標準化を実現した東亜電気工業は、今後更なる付加価値の創出を目指しています。サークレイスとのさらなる協業関係の構築を通じて、海外人事領域におけるデジタルトランスフォーメーションを深化させ、企業全体の競争力を高めることが期待されます。
AGAVEについて
『AGAVE』は、海外に拠点を持つ企業向けに特化した人事業務を支援するクラウド型プラットフォームです。従来の複雑な給与計算や経費精算を効率化し、さまざまな制度にも柔軟に対応することで、多国籍企業をサポートしています。2024年には国内での導入シェアナンバーワンとしての地位も確立すると予告されています。これにより、今後もAGAVEの導入企業は急増することが見込まれています。
今後も、AGAVEを通じて業務の効率化や標準化が進むことで、より多くの企業が抱える人事領域の課題が解決されることを期待してやみません。