凪良ゆうの名作『汝、星のごとく』文庫化、特装版がついに発売
本屋大賞を受賞した凪良ゆうの作品『汝、星のごとく』が、2025年7月15日(火)に文庫化され、その発売に伴い特装版も登場します。この特装版は、紀伊國屋書店グループが独自に企画したもので、グループ全店とウェブストアで購入可能です。
特装版の魅力
特装版の最大の特徴は、物語のラストシーンに登場する作中作『汝、星のごとく』をモチーフにした、リバーシブル仕様のフルサイズ帯です。この帯は、物語を読み終えた後に裏返すことで、さらなる感動を与える仕掛けが施されています。実際に、帯を外すことで新たな物語を楽しむことができます。
元々、2023年に発売された特装版は瞬く間に売り切れ、2,000部を達成。その人気を受けて、文庫化でも新しい感動を届けることを目的とした特装版の制作に取り組みました。
本屋大賞の栄光
本作は2023年の「キノベス!」で第1位に選出され、さらに第20回本屋大賞を受賞しました。これは、紀伊國屋書店のスタッフが全力でオススメする本としても、その地位を確立しています。日本各地の紀伊國屋書店や、旭屋書店、啓文堂書店での取り扱いが決まり、多くのファンが手に入れる機会が広がります。
書店情報
特装版の発売日は2025年7月15日ですが、各店舗での入荷数は限られるため、早めの購入をおすすめします。
著者のメッセージ
著者の凪良ゆうさんは、この特装版について「物語は送り出した瞬間から作者のものではなくなります」と述べています。読者に向けて、カバーを裏返して見てほしいという想いを込め、本作を完成させました。このメッセージからも、作品への深い愛情が感じられます。
『汝、星のごとく』のストーリー
物語は、風光明媚な瀬戸内の島で育った主人公・暁海と、その周辺の人々の恋愛模様を描いています。彼女の母との恋愛に翻弄されながら、転校生・櫂が暁海の心に寄り添い、二人の心の孤独を埋めるために気持ちを交錯させます。愛の自由さと不自由さを交えながら、成長する姿が美しく描かれている作品です。
これから期待される作品
凪良ゆうは、過去にも多くの傑作を世に送り出してきた著者であり、彼の作品は映画化やドラマ化もされている注目の作家です。彼の作品がこれからどのように展開されていくか、読者としても大いに楽しみです。
ぜひ、特装版の発売を楽しみにしておいてください!