コンテナターミナルにおける脱炭素化を評価するCNP認証の初認証について

CNP認証(コンテナターミナル)の初認証について



令和7年9月25日、国土交通省は、コンテナターミナルにおける脱炭素化の取り組みを評価する新たな認証制度「CNP認証」を設立し、初めての認証を発表しました。この制度は、申請のあった5つのターミナルに対して行われ、これによりカーボンニュートラルなポート(CNP)の形成に向けた取り組みがより具体的な形で進展することが期待されています。

CNP認証制度の概要


CNP認証は、脱炭素化に配慮した港湾機能の向上と、水素やアンモニア等の環境整備を目的としており、国土交通省によって推進されるカーボンニュートラルポートの形成を支えるものです。この制度では、コンテナターミナルの脱炭素化に向けた取り組みをレベル1から5までの多段階で評価し、ターミナルの具体的な取り組み状況を客観的に示します。

令和7年6月に運用を開始したこの制度は、ターミナル事業者にとって自らの取り組みを見える化する貴重な手段となっており、荷主や船社が環境配慮の観点からターミナルを選択する際の参考にもなると考えられています。これにより、より多くのターミナルが脱炭素化に向けた努力を強化し、互いに競争を促すことが期待されます。

初認証を受けたターミナル


初めて認証を受けたターミナルは以下の通りです。
  • - 博多港アイランドシティコンテナターミナル: レベル5+
  • - 川崎港コンテナターミナル: レベル4+
  • - 名古屋港鍋田ふ頭コンテナターミナル: レベル3++
  • - 大阪港南港コンテナターミナルC-1/4: レベル2+
  • - 高松港コンテナターミナル: レベル1

これらのターミナルは、それぞれのレベルに応じた取り組みを行い、国土交通省に評価されています。特に、博多港アイランドシティコンテナターミナルは、最高レベルであるレベル5+を獲得しており、その取り組みが特に評価されました。

今後の展望


このCNP認証制度の普及により、ターミナル間での競争が促進され、将来的にはすべてのコンテナターミナルが脱炭素化の取り組みを強化することが期待されます。国土交通省は、今後もこの制度の重要性を広めていく方針であり、CNP認証を受けたターミナルの情報は、専用のポータルサイトで公開される予定です。

まとめ


今回の初認証は、コンテナターミナルの脱炭素化に向けた大きな一歩であり、企業や社会全体のカーボンニュートラルに向けた取り組みを支える基盤を築くことにつながるでしょう。国土交通省は、引き続きこの活動を推進し、持続可能な港湾の実現に向けて努力していくとしています。

お問い合わせは、国土交通省港湾局産業港湾課CNP推進室までご連絡ください。

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