西日本最古のワイナリーが誇るスパークリングワイン発売、旧生駒トンネルの魅力

西日本最古のワイナリーによるスパークリングワインの魅力

大阪府柏原市に位置するカタシモワイナリーは、2023年12月1日より、特別なスパークリングワインの販売を開始します。このワインは、近代化産業遺産である旧生駒トンネル内で熟成されたもので、全120本の限定生産。ワインは「感謝をまとうスパークリングワイン」と「希望を運ぶスパークリングワイン」の2種類があり、それぞれが特別な製法で仕上げられています。

1. 大阪ぶどうへのこだわり

カタシモワイナリーでは、大阪府柏原市の自社農園で栽培されたエコ農産物に認定されているデラウェアぶどうを使用しています。これらのぶどうは、手摘みで収穫され、厳密な品質基準をクリアしたものだけが選ばれています。大阪の豊かな土地で育まれたぶどうが、ワインの基礎を支えています。

2. 自社の手で作り上げるワイン

ワインの製造はすべて自社で行われ、ぶどうの摘み取りから醸造、熟成まで、全てのプロセスが手作業で管理されています。このストイックな姿勢は、カタシモワイナリーの誇りです。

3. 独自の製法と熟成

ワインの製造過程では、搾ったぶどうの固形分を底に積もらせ、最適な濁りを確認した上で上澄みだけを使用します。瓶内二次発酵を経て、豊かで細やかな泡を生み出します。このワインは、旧生駒トンネル内で熟成され、独特のふくよかな味わいを持つようになります。熟成の過程では、毎日丁寧にルミアージュ作業が行われ、長期間をかけて熟成が進められます。

4. 旧生駒トンネルの歴史

旧生駒トンネルは、1914年に開通し、日本初の標準軌複線トンネルとして男女を問わず多くの人に利用されました。1964年には新たなトンネルの運用が開始されましたが、今なお歴史的価値を保持し、2009年には近代化産業遺産に認定されています。

5. 限定商品の概要

- 商品名: 感謝をまとうスパークリングワイン
- 価格: 5500円（税込）
- 容量: 750ml
- 特徴: デラウェアぶどうを使用し、瓶内発酵でしっかりとした酸味と柔らかい泡を実現しています。3年の工程の一部は旧生駒トンネルで熟成されています。

また、同時に「希望を運ぶスパークリングワイン」も発売され、亀の瀬トンネルで熟成されており、こちらも5500円（税込）で提供されています。旧生駒トンネルで熟成したワインとは異なる風味が楽しめます。

6. 地域活性化への取り組み

カタシモワイナリーは、地域の活性化を図るべく、旧生駒トンネルを活用したプロジェクトを進めています。温湿度が安定したトンネル内の環境は、ワイン製造にとって非常に有利です。多くのパートナーと協力し、生駒隧道ブランドを展開し続けていく予定です。

7. 市場の価値

ワイナリーは、近年多くの国際コンクールで高い評価を受けており、技術と地元産の魅力を融合させています。これにより地域経済にも貢献しており、より多くの人々に味わってもらいたい作品となっています。さらに、かたしもワイン祭りなどのイベントも開催し、ワイン文化を広める活動も行っています。

この機会に、西日本最古のワイナリーが誇るスパークリングワインを是非お試しください。自社のECサイト及び店舗にて販売されますので、気になる方はチェックしてみてください。