白馬岩岳の新施設
2019-08-06 14:00:32
白馬岩岳の新しい魅力が続々と登場!特産品とリゾート施設で街並み活性化
白馬岩岳 エリアの再生と活性化
白馬岩岳エリアでは、今新しい波が起きています。長年続いてきた宿泊施設の減少に伴い、地域住民や観光客からの訪問が少なくなってきたこの地で、地域特産品やリゾート施設の再生プロジェクトが動き出しました。特に、空き家や後継者不足の宿泊施設を「生かす」方法として注目されています。
歴史ある宿泊施設の変革
岩岳エリアは1980年代終わりから1990年代初めにかけて、スキーブームを迎え、多くの宿泊施設が立ち並んでいましたが、近年、経営者の高齢化や後継者不足により、宿泊施設数は80軒にまで減少。こうした状況を打破するために設立されたのが「岩岳街並み活性化株式会社」です。既存の建物をリノベーションし、自然環境や伝統的景観を大切にしながら、リゾートとしての魅力を再構築していくというビジョンが描かれています。
2018年には、高級古民家リゾート施設「旅籠丸八」がオープンし、たちまち入客が80%に達しました。この成功を受けて、さらに活性化が進行中です。
新たにオープンする「白馬ハム」工房
新たにオープン予定の「白馬ハム」は、地元特産品を活用した直売所です。元々土産店だった場所をリノベーションし、白馬特産の四季折々の食材を用いたハムとソーセージを提供します。特に「信州吟醸豚」を使用したこだわりの肉製品は、ここでしか味わえないごちそうです。直売所では、ポークハムやあらびきウィンナーなど希少な商品を購入でき、店内でも楽しむことが可能です。
複合施設「haluta」の誕生
同様に、「haluta」と名付けられた複合施設も12月中旬にオープン予定です。軽井沢でも人気の高いパン屋が出店し、雑貨や空間デザインにこだわった空間が広がります。特に、1階にはミスト浴を楽しめる「Toji-ba」が設置され、体を整えるリラクゼーションスペースも完備。パンを味わった後は、こちらでゆっくり身体を癒していただけます。
日本伝統の宿泊施設「旅籠丸八 参番館」
さらに、「旅籠丸八」の拡張版「参番館」も間もなくオープン。日本の伝統的な建築様式を活かしつつ、全室にバス・トイレを完備した宿泊施設として提供されます。デザインには和とモダンが融合し、特別な空間での滞在が期待されます。
地域発元気づくり支援金事業によるライトアップ
地域の活性化に向けて、長野県が推進する「地域発元気づくり支援金」事業の一環として、2023年秋には街中のライトアップが計画されています。これにより、白馬岩岳の魅力が昼間とは異なる表情を見せ、地域全体が美しく彩られます。他にも、せせらぎや水車、桜並木など地域の特色を活かしたスポットが光に包まれ、幻想的な雰囲気を醸し出すことになります。
今後の展望
「白馬岩岳エリア」は今後も地域ならではの資源や文化を最大限に生かしながら、様々な施設を誘致し続け、新たな魅力を発信していく予定です。観光地だけでなく、地元の人々にも愛される街づくりが進められています。
訪れる全ての人々が、「白馬岩岳」に魅了され、再訪したくなる場所へと進化しています。今後の展開から目が離せません。
会社情報
- 会社名
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自然と伝統の融合した白馬岩岳の街並み活性化株式会社
- 住所
- ⻑野県北安曇郡白馬村大字北城 6329-1
- 電話番号
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