リアルな演技を追求するPrayers Studioの新たな挑戦と俳優育成プログラム発表

Prayers Studioが主導する俳優育成プログラムに挑戦

新宿区に位置するPrayers Studioは、2026年4月からスタートする1年間の集中俳優養成プログラム「トレーニー」の募集を開始しました。このプログラムはスタニスラフスキー・システムを基盤とし、理論と実践を交互に行うことで「再現可能な演技」を形成していくことを目的としています。

近年、演技に対する要求はますます高まっており、俳優には単なる演技力だけでなく、実際の舞台や映画現場で通用するリアルなスキルが求められています。この新しいプログラムでは、参加者が「知識だけではなく、身体で使える技術」を習得できるよう、個々に応じた少人数制のレッスンを実施します。応募は18歳以上であれば、経験の有無を問わず、誰でも可能です。

新たな劇場のオープン

Prayers Studioでは、この秋に神楽坂に自劇場をオープンします。新劇場は「トレーニー」プログラムの実施場所ともなり、2025年10月31日から11月9日にはこけら落とし公演『MARVIN'S ROOM』も上演されます。この作品は、デカプリオやメリル・ストリープ、ダイアン・キートンが出演した映画「マイルーム」の原作戯曲を基にしたもので、Prayers Studioが得意とするリアルな演技を通じて、観客に深い感動を与えることを目的としています。

演技の理念を具現化

このプログラムは、良質な作品を生み出すためには優れた俳優を育成することが欠かせないという信念に基づいています。演技の教育方法は、ここの代表である渡部朋彦氏が、本場ロシアの演出家レオニード・アニシモフ氏に10年以上師事して得た知見を活かしたものです。渡部は現役俳優ながら、指導者としての経験も豊富で、生徒一人一人に向き合い、演技技術向上をサポートします。