三井オーシャンクルーズは、国土交通省や地方港湾・観光局と連携し、唯一無二の寄港地観光ツアーの催行を発表しました。
日本は世界で最も多くのクルーズ寄港地を持つ国であり、外国船籍のクルーズ船が寄港できる港は約100港、国内船籍のクルーズ船を含めると150港にも上ります。三井オーシャンクルーズが運航するクルーズ船は比較的小さいため、多くの港に寄港することができ、お客さまに多様な寄港地観光ツアーやアクティビティを提供できます。
三井オーシャンクルーズ営業戦略部デスティネーションエクスピリエンスグループ部長の市川紗恵氏は、「日本には多様な港があり、小さなクルーズ船だからこそできる体験を考えることで、お客さまのニーズに応えながら当社ならではの特別な体験を創造することができます。お客さまの寄港地での体験をより心躍るものにするために、三井オーシャンクルーズの寄港地観光ツアーチームはMLITや全国の港湾・観光局と協力し、特別で思い出に残る寄港地観光ツアーをお届けしています。また、全国の寄港地経済を支え、地域社会に貢献できるように各寄港地の皆さまと連携できることも光栄に思っております。」と述べています。
国土交通省(MLIT)クルーズ振興室長の林雄介氏は、「三井オーシャンクルーズとの協力は、高品質な寄港地観光プログラムの開発において重要な役割を果たします。三井オーシャンクルーズによる、寄港地でのツアーの充実や、新たな港でのツアープログラム開発の取り組みに大きく期待しています。」とコメントしています。
MLITの取り組みと連携し、全国各地の港は、積極的で知識豊富な港湾・観光局によって支えられています。三井オーシャンクルーズは、こうした地域の専門家との連携を通じて、革新的で本格的な体験ができる多彩な寄港地観光ツアーを実現しています。
地域とともに開発されたツアーの一部をご紹介
ふぐ料亭ランチと臼杵城下町観光(別府): 大分県南東部に位置する臼杵石仏を巡り、60体の石仏のうち59体が国宝に指定されている圧巻の光景を鑑賞します。その後、人気のふぐランチを味わい、臼杵城跡、旧臼杵藩主稲葉家下屋敷、野上弥生子文学記念館などを巡りながら城下町を散策します。
名店 みっちゃん貸切! お好み焼きの誕生秘話と食べ方講座(広島): 広島市民にも愛される老舗お好み焼き店「みっちゃん総本店」で、行列必至の「みっちゃん」のお好み焼きを、歴史や食べ方を聞きながら堪能できます。
先達人と歩く お遍路 82番札所 根香寺と栗林公園(坂出): ガイドと一緒に、四国遍路を体験できます。弘法大師が歩いた道と同じ道を歩きながら、ガイドの説明を聞き、根香寺では僧侶のガイドによる巡礼方法を学びます。その後、江戸時代の藩主の庭園であり「特別名勝」にも指定されている「栗林公園」を鑑賞します。
善通寺~特別案内~(坂出): 弘法大師生誕の地として知られる善通寺の南大門、五重塔、金堂、戒壇めぐりなどの境内を僧侶のガイドで巡ります。国の重要文化財に指定されている五重塔を、三井オーシャンフジのお客さまのために特別に開放し、貴重な体験を提供します。
高知県土木部港湾復興課主幹の林真弓氏は、「三井オーシャンクルーズと協働し、地域の楽しみ方を模索することは、楽しい試みであると同時に、地域の未来を構想し、積極的に形にしていく貴重な機会でもあります。」と述べています。
これらの寄港地観光ツアーは、12月1日から催行する三井オーシャンフジのデビュークルーズから実施されます。船客定員458名、総トン数32,477トンの三井オーシャンフジは、新クルーズブランド三井オーシャンクルーズの新規投入船であり、日本初の全客室がスイートキャビンのクルーズ船です。
三井オーシャンクルーズは、日本で最も歴史のあるクルーズ会社である商船三井グループの商船三井クルーズ(株)が掲げるブランドです。クルーズ船「にっぽん丸」を運航しており、2024年12月にはMITSUI OCEAN FUJIの運航を開始します。
詳細については、以下のプレスリリースをご覧ください。
https://www.mol.co.jp/pr/2023/23033.html
https://www.mol.co.jp/pr/2023/23131.html
https://x.gd/EOpiS (MITSUI-OCEAN-CRUISES-12月就航の-MITSUI-OCEAN-FUJI-のデビュークルーズを発表)
https://x.gd/S0QLs (MITSUI-OCEAN-CRUISES-MITSUI-OCEAN-FUJI-待望の就航まで90日-~寄港地観光ツアーの情報を発表)