織戸組、松田事業所で砕石生産をスタート
株式会社織戸組は、神奈川県足柄上郡の松田町に位置する松田事業所において、砕石C-40(40-0)の生産・販売を開始しました。この拠点は、交通の便が非常に良く、東名高速道路の大井松田インターチェンジや新東名高速道路の新秦野インターチェンジから車で10分ほどの距離にあります。
松田事業所は1972年に寄工場として開設され、当初は神奈川県西部や横須賀地区に砕石を出荷していましたが、1999年には販売を一時休止しました。その後、2011年からは名称を改め、神奈川県の指定処分地として建設発生土の受入を行っていました。今回、20年以上の時を経てついに再開され、建設業界のニーズに対応していくことになります。
この事業所では、上荻野事業所と棚沢事業所で培った自走式プラントを用いた砕石生産のビジョンを拡張しており、松田事業所でも移動性・拡張性に優れたイギリスのテレックス・フィンレイ社製の自走式クラッシャーを2台導入しました。これにより、今後は1日あたり700~800t、月あたり8,000tの生産を目指して活動を進めていきます。
生産は一次破砕と二次破砕の2つの工程で行われます。まず、ジョークラッシャーを用いて165mm以下のサイズに砕石を細かくし、その後コーンクラッシャーを用いて40mm以下にさらに細分化します。もし割り切れないオーバーサイズが出た場合には、これを再投入するプロセスも設けており、生産品目はC-40(40-0)のみとすることで効率的かつコンパクトな運営を追求しています。
さらに、このプロセスの中で行われるメンテナンスは省力化されており、油圧による調整により、ジョークラッシャーやコーンクラッシャーの幅を簡単に変更することが可能です。また、万が一二次破砕側で異常が発生した際には、その情報が一次破砕側にも自動で伝達される仕組みになっており、安全対策にも抜かりはありません。織戸組は、常に安全を第一に考えた砕石工場の運営を目指しています。
織戸組では今後も、安定した供給と品質の向上に努め、変わらぬサービス提供を行っていく所存です。地域社会との連携を大切にし、顧客との信頼関係を強固にしていくつもりです。どうぞ、今後ともご愛顧のほどよろしくお願いいたします。
事業所情報
- - 事業所名: 松田事業所
- - 住所: 〒258-0001 神奈川県足柄上郡松田町寄220番地
- - 販売品目: C-40(40-0)
- - 営業時間: 平日 8:00~12:00、13:00~16:00(12:00~13:00は出荷なし、土日祝は出荷なし)
- - お問い合わせ: 織戸組 砕石事業部 販売グループ 神奈川地区担当(TEL 044-555-1115)
松田事業所では、キャッシュレス決済にも対応しています。