ドクターメイト、介護事業の全国展開を完了し未来への挑戦を開始

ドクターメイトが全国47都道府県へのサービス導入を達成！

介護事業に新たな風をもたらすドクターメイト株式会社が、創業から約8年で全国47都道府県にそのサービスを広げたことを発表しました。これにより同社は、深刻化する日本の介護問題に向けた解決策を提供する基盤を確立しました。

全国展開の背景と意義

日本の介護業界は、2040年に向けて介護人材の不足が見込まれるなど、数々の課題に直面しています。特に地方では、賃金の低さや若手人材の不足、業務負担の増加が問題視されており、地域格差が広がっています。

ドクターメイトは、こうした課題に取り組むため、医療リソースをオンラインでシェアし、持続可能な介護の仕組みを構築しました。提供するサービスには、夜間オンコール代行™、オンライン診療サポート、そして医療教育サービス「Dスタ（DM-study）」が含まれています。このように多岐にわたるサービスを通じて、全国の介護現場で安心して業務が行える体制を整えているのです。

サービスの具体的成果

介護施設における「命の不安」を解消するため、日中医療相談や夜間のサポートが行われており、これまでに累計150,000件以上の相談実績があります。これにより、実際に不要な通院を減少させることに成功し、業務の効率化にも寄与しています。利用者の安心を第一に考え、オンラインで手厚い医療支援を提供し続けています。

更に、介護職向けに提供される「Dスタ（DM-study）」は、未経験者から施設長までの様々なレベルに合わせた医療知識を提供します。このように、教育体制をサポートすることで、職員のスキルアップを促進し、また彼らの定着率を高める取り組みを行っています。

代表の青柳直樹氏のビジョン

ドクターメイトの代表取締役、医師の青柳直樹氏は、「持続可能な介護のしくみを創る」という理念のもとで事業を展開しており、全国47都道府県にサービスが導入されたことを大きな喜びとして捉えています。特に医療資源が限られる地域においては、オンラインの力を利用することで、安心した医療体制を提供していくことが重要であると強調しています。

今後の展望

今後、ドクターメイトはさらなる全国展開を目指し、次年度には導入施設数を現状の1,400から2,000へと増加させる計画を進めています。プロダクト開発としては、認知症ケアに対するオンライン精神科医療養指導や皮膚科オンライン診療サポートを提供し、夜間のサービスにもビデオ通話機能を追加する予定です。

このように、全国ネットワークを基盤とした取り組みを強化し、介護業界の多様な課題を解決するために、引き続き努力してまいります。特に地域社会の持続可能性向上を目指し、皆様と共に歩んでいく所存です。