滑川市、複業人材登用
2024-06-26 19:05:25

富山県滑川市が複業人材を活用!公民連携コーディネーター募集開始!

富山県滑川市は、複業マッチングプラットフォーム「複業クラウド for Public」を運営する株式会社Another worksと連携し、複業人材を活用した公民連携の推進に乗り出しました。2024年6月26日より、行政に複業人材を登用する実証実験を開始し、公民連携コーディネーターの募集を開始しました。

これはAnother worksにとって143例目、富山県内では5自治体目となる取り組みです。滑川市は、富山湾に面し、北アルプスの山々に囲まれた美しい地形を持つまちとして知られています。農業やホタルイカ漁に加え、製造業も盛んな地域で、近年では人口増加も続いています。

今回の実証実験では、滑川市が設けている民間提案制度への活用を促進するため、公民連携コーディネーターが募集されます。採用の際は、複業クラウドに登録の上、エントリーが必要です。採用された方は、約6か月間オンラインで業務を行い、滑川市の課題解決に貢献します。

選考スケジュールは以下の通りです。

2024年6月26日:公募開始
2024年7月10日:公募終了
2024年8月中:内定
2024年9月:業務開始・就任式
2025年2月末:業務終了
2025年3月:最終報告会

実験の成果によっては延長の可能性もあります。

Another worksは、「挑戦する全ての人の機会を最大化する」をビジョンに掲げ、2019年9月に「複業クラウド」をリリースしました。自治体向けには「複業クラウド for Public」、スポーツチーム向けには「複業クラウド for Sport」、教育機関向けには「複業クラウド for Academy」など、さまざまな分野で複業人材の登用を促進しています。

複業人材を活用することで、行政は専門知識や経験を持つ人材を迅速に獲得し、地域課題の解決を加速させることができます。滑川市の取り組みは、地方創生の新しいモデルとして注目されています。
滑川市とAnother worksの連携による公民連携コーディネーターの募集は、地方創生における複業人材活用の可能性を示す好事例と言えるでしょう。専門知識を持つ複業人材を登用することで、行政は効率的に課題解決を進めることができ、地域活性化に貢献できます。

滑川市は、近年人口増加が続いているものの、地域課題も多く存在しています。公民連携コーディネーターの募集を通じて、外部の専門知識や経験を導入することで、課題解決に新たな視点を取り入れることができるでしょう。また、複業人材の登用は、行政の柔軟性や機動性を高める効果も期待できます。

今回の取り組みは、滑川市にとどまらず、他の自治体にとっても参考になる事例となるでしょう。複業人材を活用した公民連携は、地方創生を加速させる有効な手段として、今後ますます注目されていくと考えられます。

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