明治安田生命がプロセス・インテリジェンス技術を導入
明治安田生命保険相互会社(以下、明治安田)は、次世代の自律型業務運営を実現するため、日本IBMの支援により、Celonis社の「Process Intelligence Platform」を導入しました。この取り組みは給付金支払業務の可視化と最適化を目指しており、2023年4月から運用を開始しています。
背景
明治安田は、「MY Mutual Way 2030」という10年計画に基づき、デジタル技術の活用を通じて、従来の手法からより高度な業務運営への移行を図っています。この計画では、人の役割を高め、効率的かつ高品質な業務体制を構築することが重要視されています。今回の取り組みは、この計画の実現に向けて、デジタルデータを活用した客観的で定量的な改善手法への転換を促進するものです。
取り組み概要
日本IBMが明治安田と共同で進めた本取り組みでは、Celonisの提供するプロセス・インテリジェンス技術に基づく「Process Intelligence Platform」が導入されました。この技術により、給付金の請求受付から査定、決裁に至るまでの業務プロセスがリアルタイムで可視化されることが実現されました。具体的には、各業務工程で生成されるデータが収集され、ダッシュボードで可視化されることで、業務改善を支援する必要な情報が提供されるのです。
この可視化により、適切な人員配置や業務のボトルネックを把握しやすくなり、持続可能な業務改善活動の基盤が確立されます。もちろん、この取り組みは明治安田の給付金支払業務の安定稼働や生産性の向上に直結するものです。
対象業務と使用技術
- - 対象業務: 給付金支払業務(請求受付から情報整備、査定・決裁まで)
- - 使用技術: Celonisのプロセス・インテリジェンス技術「Process Intelligence Platform」
詳細な取り組み内容
このプラットフォームの導入に際しては、以下のような具体的な取り組みが行われました。
1.
業務工程の可視化基盤構築: 既存のシステムとAPI連携を行い、デジタルデータを収集。これにより、業務工程がリアルタイムで可視化されるダッシュボードが構築されました。
2.
データドリブンなPDCAサイクルの確立: 施策を立案・実行・評価・改善の一連のプロセスを、データに基づいて行う体制が整備されました。
今後の展望
明治安田はこの取り組みを、一歩ずつ次世代の事務・サービス領域における自律型業務運営に向けた基盤と位置づけています。AI技術を活用し、業務のさらなる効率化を進める予定です。また、日本IBMは今後も明治安田との連携を深め、対象業務の拡大を目指して検討を続けます。
この新しい技術の導入は、業務効率化だけでなく、顧客サービスの向上にも寄与することでしょう。明治安田の未来に向けた挑戦が、どのように進化していくのか、新たな展開に注目が集まります。
注: IBMに関する商標情報については、公式サイトをご覧ください。