新商品「TALIESIN® HOMAGE –archaeological lamp」のご紹介
株式会社YAMAGIWAは、日本が誇る照明ブランドとして、1980年から照明器具や家具の輸入・販売を行ってきました。その新たな試みに、現代の建築家田根剛氏とのコラボレーションによる照明「TALIESIN® HOMAGE - archaeological lamp」を発表しました。この商品の魅力や背景を探っていきましょう。
コラボレーションの背景
「TALIESIN® HOMAGE」は、フランク・ロイド・ライトがデザインした「TALIESIN®2」に着想を受けたオマージュコレクションの一部です。田根氏は、考古学的な要素を取り入れ、古代遺跡のような美しいフォルムを実現しました。ライトがマヤ文明に影響を受けていたことを踏まえ、彼の精神を受け継ぐ形で現代へと昇華させています。
Photo: Masaaki Inoue
デザインの特徴
この照明は一体成型されたモルタル製のシェードを採用しており、装飾と構造が絶妙に調和しています。シリコン製型枠を用いた振動成形により、シェードの表裏に繊細なパターンを再現し、サンドブラスト加工によって独特の風合いを持たせました。たとえるなら、古代の遺跡が現代に息を吹き返したかのような美しさです。
田根剛氏のビジョン
田根氏は「現代的であると同時に古代的な光を生み出したい」と語っています。フランク・ロイド・ライトが「TALIESIN®2」をデザインした際に感じたマヤ文明の影響を、丁寧に再解釈し、ブロックを一体成型で制作しています。これにより、照明から発せられる光と影の戯れが、古代と現代をつなぐ要素となっています。
商品情報
新しい照明「TALIESIN® HOMAGE –archaeological lamp」は受注生産で、次のような仕様があります:
- - 本体価格: 990,000円(税込)
- - シェード価格: 1,430,000円(税込)
- - 合計: 2,420,000円(税込)
- - サイズ: H2044 × W414 × D414mm
- - 重量: 51.2kg
- - LED内蔵: 0.6W×10
- - 消費電力: 6.6W
この商品は、日本興業株式会社の協力を得て製造されています。
まとめ
「TALIESIN® HOMAGE - archaeological lamp」は、田根剛氏の独自の視点を取り入れ、古代と現代が見事に調和した照明作品となっています。YAMAGIWAも、長い歴史の中で磨き上げてきた技術と感性を駆使し、さらなる飛躍を目指しています。この新商品を通して、皆さんも光の美しさとその背後にあるストーリーを感じてみてはいかがでしょうか。