KLDの新戦略
2025-12-26 14:34:55

株式会社KLDが実施した資金調達と新たな成長戦略に迫る

株式会社KLDが実施した資金調達と新たな成長戦略に迫る



福岡県糸島市に本社を置く株式会社KLDは、最近エクイティによる資金調達を成功裏に実施しました。今年度のファーストクローズにあたるこの資金調達では、リード投資家として株式会社mintをはじめ、4社からの出資を受ける形となりました。これによりKLDは、自社のリユース事業を加速させる基盤を築くこととなります。

資金調達の背景と目的


KLDが掲げるパーパス「BUILDING MARKET OF STORIED REUSABLES」は、ファッション領域を中心としたリユース事業を推進することを目的としています。単なる中古品の流通に留まらず、商品の背景や価値を適切に伝え、顧客に納得感を持って次の担い手へとつなぐことを重視しています。これまで、KLDは自社サービスを通じて品質を重視するユーザーから支持を集めてきました。用户数や取引量の両方で確実に成長を続け、安定した事業基盤を形成しています。
一方でリユース市場全体を見ると、「体験価値」や「信頼性」に関する課題が残っており、多くの潜在市場に対して十分に価値が届いていないのが現状です。この課題に対処するため、KLDは単独成長に限らず、他企業との協力を通じて新たな価値創出に本格的に乗り出すこととなりました。

RaaS(Reuse as a Service)事業の展開


資金調達を通じて、KLDは「RaaS(Reuse as a Service)」事業の拡大に乗り出します。これは、KLDが培ってきた査定や運用、販売のノウハウをパートナー企業に提供し、リユース体験を顧客の接点に実装する取り組みです。この新たなアプローチにより、リユースに馴染みのない層にも価値を届けることが可能になると期待されています。

すでにその第一弾として、宅配クリーニングサービス「リネット」を展開するホワイトプラスとの協業を開始しており、クリーニングとリユースの新しい循環モデル構築に取り組んでいます。今後も、ライフスタイル領域や小売、サービス業など、様々なパートナー企業との連携を進める予定です。

組織強化と東京拠点への展開


この資金調達は、事業成長を支える組織強化にも寄与します。中心となるプロダクトやオペレーション、事業開発などの人材を採用していくと共に、事業が拡大するための体制を構築します。また、東京エリアへの拠点展開も進めることで、首都圏での顧客接点創出やパートナー企業との連携を加速させる計画です。

今後に向けて


KLDは今後も「モノの価値を正しく循環させる」ことを理念に、プロダクト、テクノロジー、パートナーシップを取り入れつつ、持続可能なリユースを追求します。今回の資金調達により、事業の質やスピードを一段と向上させ、多くの人々に納得感のある選択肢を提供していきます。KLDの今後の取り組みにぜひご注目ください。

会社概要


  • - 会社名: 株式会社KLD
  • - 代表者: 代表取締役 伊東 健太
  • - 所在地: 福岡県糸島市前原中央二丁目10番30号
  • - 事業内容: リユース事業(ファッション領域を中心とした買取・販売、RaaS事業)
  • - URL: kld-c.jp

お問い合わせ先




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会社情報

会社名
株式会社KLD
住所
福岡県糸島市前原中央二丁目10番30号
電話番号
050-5805-2952

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