国産ほっき貝の貝殻をアップサイクルした新素材『Shelena』
環境への配慮と機能性を兼ね備えた新たな合成皮革が登場しました。その名も『Shelena(シェレナ)』。これは、永井撚糸株式会社が国産のほっき貝の貝殻を再利用し、バイオベースのPVCとして新たに開発した素材です。サステイナブルな製品のニーズが高まる中、同社は革の代替素材として注目されています。
安全性と安心の日本製
『Shelena』は、ノンフタル酸PVCを使用しており、安全性が高いのが特徴です。また、生産は日本国内で行われており、食品利用後の貝殻を原料にしているため、環境に優しい素材となっています。バイオ可塑剤も配合されており、安心感があります。
優れた機能性
機能面では、難燃性や抗菌性を備えているのが大きな魅力の一つです。さらに、耐薬品性も有しており、アルコールや次亜塩素酸ナトリウムに対する耐性があります。このことから、さまざまな環境での利用が可能で、特に家具やインテリア、店舗内装に適しています。
多様な用途とカスタマイズ性
『Shelena』は、使い勝手の良さも考慮されており、バッグやファッション小物、さらにはカーアクセサリーなど多岐に渡る用途に対応します。また、常時在庫がある色は3色で、別注色も相談可能なため、特定のニーズに応じてカスタマイズすることも可能です。
販売開始とサンプル帳提供
この新素材の販売は2024年9月中旬を予定しており、現在、サンプル帳が無料で提供されています。これにより、製品を実際に手に取り、確認する機会があります。興味のある方は、以下のリンクからお問合せフォームにアクセスして申し込みが可能です。
お問合せはコチラ
連絡先と住所
永井撚糸株式会社の担当者である柏木氏が、問い合わせに対応しています。所在地は大阪府大阪市西区靱本町1-20-13です。さらに、詳細情報は公式ウェブサイトにも掲載されているため、興味のある方はぜひ訪れてみてください。
公式ウェブサイト
どのような環境にも調和し、機能性に優れた『Shelena』は、これからの時代の新しい選択肢として、ぜひ注目していきたい製品です。